今回おじゃましたのは、廿日市市原にある「Sakファーム」。

目の前に広がっていたのは、25メートルプール3つ分ほどの広さの畑です。

この畑を3年前から続けているのが、中学1年生の兄・山嵜颯太さんと、小学5年生の妹・心楓さん。

畑には、アジア野菜の「パクチョイ」や、ツルナシインゲン、ジャガイモなど、さまざまな野菜が育っていました。

颯太さんは、保育園のころからお父さんやお母さんと一緒におばあちゃんの畑に遊びに行き、芋掘りや収穫を手伝っていたそう。

小学校2年生のころに「自分でも植えてみたい」と挑戦したことが、畑を始めるきっかけになりました。

最初はナス、オクラ、トマト、ピーマン、サツマイモ、カボチャなどを育て、たくさん収穫できた野菜を友達に配ったところ、とても喜んでもらえたそうです。

その後、種からトウモロコシを育てることにも挑戦。動物や虫の被害で大失敗した経験もありましたが、「もっとやりたい」という気持ちは強くなり、おばあちゃんの畑の草むしりを頑張って、自分専用の畑を作らせてもらったそうです。

そこから始まった兄妹の畑は、今年で3年目。

颯太さんは今年、中学生になって陸上部にも入り、以前より畑に行ける時間は少なくなりましたが、時間を見つけながら今も畑を続けています。

育てるだけじゃない!販売まで自分たちで

Sakファームのすごいところは、野菜を育てるだけではありません。

収穫した野菜は、自分たちで袋詰めをして、マルシェで販売したり、JAの産直市に出荷したりしています。

初めて野菜が売れたときは、「やったー!売れたー!」という気持ちだったという2人。

畑では、まず水やりをして、草を抜いたり、畝を作ったり。それぞれに役割を持って作業しています。

今回教えてもらった「ツルナシインゲン」のことも、颯太さんはよく知っていました。

長さや状態を見ながら、「まだ販売できない」と判断することも。

育てるだけでなく、「お客さんに届けられる野菜にする」というところまで、しっかり経験しています。

これから、次の季節に向けてどんな野菜が育っていくのかも楽しみです。

「やってみたい」を大切に。兄妹と畑の成長

妹の心楓さんが畑を始めたきっかけは、YouTuberになりたかったこと。

お兄ちゃんやお母さんが畑に行っているのを見て、自分もやってみたいと思い、畑の様子をYouTubeで発信し始めたそうです。

現在も、Sakファームの活動はSNSで発信されています。

発信しているのは、なんと子どもたち自身。

お母さんと「ここまでは発信していい」「これは載せない」など、ルールを決め、その約束を守りながら、自分たちで撮影したり、発信したりしています。

そんな2人の「やってみたい」を大切にしてきたのがお母さん。

「子どもたちが失敗することも経験につながる。やりたいというものをすべてやらせてあげたい」

そんな思いで、子どもたちの挑戦を見守ってきました。

失敗して、考えて、また挑戦する。

野菜を育てることだけでなく、販売やSNSでの発信まで自分たちで経験することで、たくさんの学びを重ねている兄妹です。

子どもたちの成長とともに、少しずつ形を変えながら続いていくSakファーム。

これから大きくなっていく野菜と一緒に、2人がどんなふうに畑と関わっていくのかも楽しみですね。

そんなSakファームの野菜に出会えるのが

【JA産直ふれあい市場 よりん菜】

【第8回 ハラっぱマルシェ秋】
日時:2026年11月1日(日)10時~15時
場所:廿日市市立原小学校グラウンド

【おはなマルシェ】
日時:11月7日(土)9時30分~15時
会場:ハシモト園芸敷地内温室跡地
(廿日市市佐方540-2)

育てるところから、袋詰め、販売まで。
兄妹が心を込めて作った野菜に、ぜひ会いに行ってみてください。

Instagram▷ https://www.instagram.com/sakfarm2023?stkn=MXNpN3hhbXdtNGx0ag==

YouTube▷ https://youtube.com/@sakfarm2023?si=CLb6Udn0V_1gaqkJ