今回訪れたのは、広島市安芸区矢野東にある「カフェさくら」。

こちらでは、採れたてのブルーベリーをたっぷり使ったジュースやケーキが人気で、この季節になると、その味を楽しみに訪れる人も多いそうです。

私たちが中継をしている間にも、お店の駐車場には次々と車が入り、お目当てのブルーベリージュースやスイーツを求めてお客さんが訪れていました。

実はこちら、就労継続支援B型事業所に併設されたカフェ。

店内には、生のブルーベリーを使ったジュースやケーキなど、この時期ならではの商品が並びます。

そして建物を見上げると、屋上には青々とした植物が広がっています。

一見すると屋上緑化のようにも見えるこの緑。実は、その正体はすべてブルーベリーの木なんです。

屋上いっぱいに育つブルーベリー。その理由とは?

お話を伺ったのは、カフェさくらの坂田華奈絵さん。

なぜ屋上でブルーベリーを育てているのか聞いてみると、

「屋上をブルーベリー畑にすることで、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。また、広い面積で近場に畑を作ることができるので、利用者さんも収穫しやすいんです」

と教えてくださいました。

現在育てているブルーベリーは約7種類。

昨年はなんと約380キロも収穫できたそうです。

今年も天候に恵まれ、たくさんの実ができているそうで、日差しをたっぷり浴びたブルーベリーは甘みも十分。

まさに太陽の恵みをいっぱい受けた夏の味です。

利用者さんが育て、届ける“おいしい時間”

こちらでは、利用者の皆さんもブルーベリー栽培やカフェでの作業を担当されています。

畑では、休憩を取りながら収穫や、採れたブルーベリーの選別作業。

カフェでは、100グラム入りのブルーベリー販売や、ジュース作り、ケーキ作り、サンドイッチ作りなどをされています。

中でも利用者さんが楽しみにしている作業が「ケーキ作り」。

そして、お客さんから

「美味しかったよ」
「前に食べて美味しかったから、また来たよ」

と言ってもらえることが、とても嬉しいそうです。

1杯に約100g!まるでブルーベリーを食べているような濃厚ジュース

そしていよいよ、人気のブルーベリージュースをいただきました。

目の前に出てきたジュースは、一般的なジュースというより、少しとろみのあるスムージーのような濃厚さ。

なんと1杯に約100グラムものブルーベリーが使われているそうです。

いただいてみると……

「ブルーベリーをそのまま食べているみたい!」

甘さの中にほどよい酸味もあって、暑い夏にぴったりの爽やかな味わいでした。

生のブルーベリーを使った商品が楽しめるのは、9月上旬ごろまで。

収穫したブルーベリーは冷凍保存され、ジュースは一年を通して味わうことができますが、やっぱり旬の時期に味わう生のブルーベリーは格別です。

カフェさくらの営業時間は、平日10時30分から16時まで。

※営業日は平日ですが、イベント出店などでお休みになる場合があります。

この夏だけのお楽しみ、太陽をたっぷり浴びた濃厚ブルーベリージュースをぜひ味わってみてはいかがでしょうか。