広島県呉市の70代の男性が、警察官をかたった「ニセ警察詐欺」で現金730万円をだまし取られていたことが、分かりました。

警察によりますと、男性は1日、自宅の固定電話に実在する通信事業者を名乗る女から「あなた名義で契約している電話番号が特殊詐欺に悪用されている」「警察に電話をする必要がある」「電話を警察につなぎます」などと電話がありました。

その後、警察官を名乗る男から電話があり、「暴力団を捕まえたが、あなたから口座や電話番号を受け取ったと話している」などと言われました。

「犯罪収益を受け取っていないと証明しないと…」

さらに、男性は警察官や検察官を名乗る男と電話でやりとりし、「あなたが犯罪収益を受け取っていないことを証明しなければならない」などと言われ、現金を引き出して敷地内に置いておくよう指示されました。

男性は指示通り、家の敷地内に現金730万円を紙袋に入れて置いたところ、回収されてだまし取られたということです。

その後、男らと連絡が取れなくなったことを不審に思い、被害が発覚。警察に届け出ました。

警察は、
▼このような電話があれば、個人情報等を相手に伝えることなく、すぐに電話を切り、警察や身近な人に相談すること
▼電話やメッセージでお金の話が出たら詐欺を疑うこと
▼県警アプリ「オトモポリス」の迷惑電話ブロック機能を活用するよう呼びかけています。
▷「迷惑電話ブロック機能」の設定方法は?