110番通報して「ショウリンジじゃ」などと叫んで切るなどの、いわゆる「少林寺レーシング」について、広島県警が30日までに、小中学生4人を補導していたことが分かりました。

警察によりますと、呉市の男子中学生3人は21日、110番して「ショウリンジじゃ」と叫んで電話を切りました。

また、翌22日には、福山市の小学生が「ショウリンジって知ってますか」と電話をかけてきたということです。

警察は、発信元や発信履歴などを調べて4人を特定。4人や保護者を補導・指導しました。

4人は「SNSの投稿を見て面白そうだったから真似をした」などと話していて、反省しているということです。

「ショウリンジじゃ」迷惑行為が広島でも63件…

「少林寺レーシング」とは、主に小中高生などの若者の間でSNSを通じて拡散されていて、交番や110番通報で「ショウリンジじゃ」と叫ぶ迷惑行為です。

広島県警によりますと、県内では9月22日から10月26日までの間に、同様の電話が63件確認されています。

広島市、福山市、呉市からの電話が多く、午後3時台から午後9時台に集中しているということです。

■「いたずら電話は、人命に関わる」

少年の声で「ショウリンジじゃ」と叫んで切る手口で、周囲で少年が笑うような声が聞こえるケースもあるといいます。

県警は「いたずら電話は必要な助けが遅れ、人命に関わる。軽犯罪法違反や業務妨害になりうるので絶対に真似しないでほしい」と呼びかけています。