267回目は、
広島中央通り 香月産婦人科 院長 信実孝洋先生から
「子宮がん検診 精密検査の通知、放置していませんか?」というお話です。

一般的に「がん検診」として行われているのは
若い世代にも増えている「子宮頸がん」です。
なぜ頸がんだけが検診になっているかというと…
「検査によって死亡率を下げられること」が、科学的に証明されているからです。
がんになる手前の「高度異形成」という
いわば「がんの卵」のような段階で見極めることができます。
この段階で発見して治療に結びつけることが、未来を守る最大のポイントです。

しかし…海外と比べて、日本の検診の受診率がまだ低いんです。
20歳の初回検診に無料クーポンが配布されており、
受診率の向上を目指しています。

受診率が上がらないことに加えて、
厚生労働省のデータなどを見ると…
「要精密検査」という結果が出たあとの
広島県での精密検査の受診率は、
約6割というデータがあります。
つまり4割の人は、検査を受けましょうと言われているのに行っていない
…という現状です。

全国にみても、再受診率が低いことがわかります。
要検査の通知が来てから、精密検査を受けて、
初めてがんになるのを防ぐことができます。
やりっぱなしでは意味がありません。

「不安も大きいと思いますが、異常のサインが届いたら
必ず次のステップへ進んでほしいです。
早期ならメンタルや体へのストレスも最小限で治療が終わります。
そして…子宮頸がんは若い世代でもなりうる病気!
20、30代といえば、妊娠にも影響が多い世代ですが、
早く発見して治療に結びつければ、子宮を残すことも、命を救うこともできます。
そのことをもっと知っていただきたいです」
と信実先生。

検診は、「何もなくても行く」という感覚を大切にしてください。
「2年に1回の定期点検」を、あなたのスケジュール帳に書き込んでいただきたいなと思います。