6月1日の値上げは、一般家庭でも大変ですが、低価格で料理を振る舞う子ども食堂にとっても打撃です。広島市東区にある店を取材しました。
「Cafeteria y Bar Linda」は、日替わりランチが700円という今どきありがたい飲食店。夕方になると、「光町子ども食堂」が運営されています。

リンダ店主 西浦幸世さん
「私、このへんの出身なんで、子ども達は後輩なんですよ。50年も違いますけどね」
店長の西浦さんは、生まれ育ったこの地域で子どもに関わったり、忙しいお父さん・お母さんの支えになればと、店を始めた8年前から子ども食堂を続けています。
リンダ店主 西浦幸世さん
「食べる心配って、案外しんどいじゃないですか、お母さん、お父さん、ねぇ?」
食材にはサポートも…予算内には収まらず
4月下旬、農林水産省から食育促進のためとして「備蓄米」が交付されました。
リンダ店主 西浦幸世さん
「これは近所のおばちゃんにもらいました、卵!」
食材の中には、地域の人や、協力店舗から寄付されたものもありますが、ほとんどは購入しています。
リンダ店主 西浦幸世さん
「もう上がってないものないから。全部ですから」
この日のメインメニューは、鶏もも肉の照り焼きでした。西浦さんは、昨今の値上げに続く6月1日の値上げも打撃だと言います。
リンダ店主 西浦幸世さん
「私の中で、これで抑えようっていうの(予算額)が一応あるんですよ。ボーダーラインが。なかなか…なかなか無理ですね。収まらないですね。あ~!きょうは3千円も出とるじゃない、とかって」
「『なんもかんも値上がりしたから、もうやめます』って私は言えないから、もうがんばってます。がんばるしかない。ハハハ」

一緒に店を切り盛りする夫は?
夫 西浦伸一さん
「こっちも(ランチの)値上げしたいなと思うけどね。それ言ったらこの人が嫌がるんで。ケンカになるから、あまり言わんことにしとる。ハハハ」
アツアツのお味噌汁とてんこもりのごはん
ランチはワンコインだった時代から200円アップしましたが、子ども食堂の方はそういうわけには行きません。子どもと障害のある人は、1回100円で利用できます。ごはんはいつも、てんこもりです。
Q.お味はいかがですか?
利用者 「最高です」
「そうですね、まぁ、家で食べているような感じがします」
「めっちゃ最高です!」

子ども食堂の利用は、月にのべ50人ほどです。
Q.お味はどうですか?
「おいしいです」
西浦さんは、一旦上がった価格は下がらないと覚悟を決めて、工夫していく、と言います。
リンダ店主 西浦幸世さん
「みんな頑張ってるから。まだ頑張ろうかな、と、ハハハ。もうちょっと頑張れるかなぁと思って」
光町こども食堂は、平日毎日開いていますが、利用は事前予約が必要です。
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