249回目は、産科・婦人科 藤東クリニック 藤東猶也副院長に、
「緊急避妊薬」について伺いました。

緊急避妊薬は、望まない妊娠を防ぐために使用する緊急避妊手段として
主に排卵を遅らせたり、疎外したりして妊娠を防ぎます。

これまでは病院で処方されていたんですが、2025年10月に緊急避妊薬が
市販されることが承認され、今年の春から薬局で薬剤師による対面販売が始まりました。
実は海外の先進国ではすでに市販されており、日本でも薬局で購入できるようになれば診察がないので費用負担も減るはずです。

24時間以内に飲んだ場合妊娠を防げるのは100人中95人で約95%。
25~48時間で飲んだ場合は、約85%。49~72時間では約58%。
早く飲めば飲むほど効果が高いんです。
必要なときにすぐ手に入るように・・・というのが市販化が求められた理由です

もちろん販売には薬剤師の研修が必須で購入時には薬剤師が説明を行います。
服用は薬剤師の前で行う『面前服用』が基本です。
販売記録も残し、必要に応じて医師につなぐ体制が整えられています。

性暴力被害の場合はワンストップ支援センターや警察に相談すれば、
公費負担(無料)となる場合もあります。
また、性被害に関する相談や医療支援、警察への届け出のサポートなどは
無料ダイヤル #8891 0120-8891-77 082‐298-7878へ。
性犯罪相談電話は #8103、0120-630-110 へ。
また、SNS相談のCure Time(キュアタイム)というものもあります。
1人で抱え込まず相談をしてくださいね。

もしもの時のために、緊急避妊薬が時間との勝負であることを知っておくことは、
非常に大切です。
知識は力です。正しい情報を持って、自分らしい選択をしていただければと思います。