250回目は、
向洋こどもクリニック 梶梅輝之先生です。
「子どものスギ花粉症~その1:サインを見逃さない~」
というテーマでお話を伺いました。

花粉症は、以前は「10歳を過ぎてからなるもの」という認識もありましたが、
現在は小学校入学前に発症するケースが一般化しています。

広島を含む中国地方は、全国的に見てもスギ花粉の飛散量が多く
実際、梶梅先生の病院でも鼻水がでて目も痒いと来る方もいるそうです。
5歳よりも小さい2歳や3歳で、花粉症デビューする子も珍しくありません。

症状を訴えるのが難しい子どもが出すサインとしては、
いわゆる「変顔」。
鼻を頻繁にいじったり、手のひらでこすったり、
目をしぱしぱさせたり、強くつぶったり・・・
口をずっと開けているのは
鼻詰まりによる口呼吸の可能性もあります。

夜中に何度も目が覚めたり、いびきが以前よりも大きくなったなども
花粉症が原因かもしれません。

風邪とは違う「さらさらの鼻水」と「目のかゆみ」がセットなら
まず花粉症と考えていいでしょう。

一般的には、血液検査をしてアレルギー源が分かりますが
一説には、スギ花粉症はトマトが苦手という人が多いというデータもあります。

似ている成分があるらしく、口が痒くなってしまったり
4、5月ごろのシラカンバ花粉症の人はりんご、もも、さくらんぼ、豆乳が苦手ともいわれます。
このような特定の食べ物を食べたときに、口の中がピリピリ・イガイガすることを
口腔アレルギー症候群と言います。
子どもが特定の果物を嫌がる時、ただの食わず嫌いではなく
「口が痛い(痒い)」のをうまく伝えられずに拒否している場合があるため
注意が必要です。

それぞれの症状もお薬を処方して、
楽にしてあげられますから、
お子さんがこの季節、辛そうにしていたら
近くの小児科にご相談下さいね。