11日、広島市で開幕した南極条約協議国会議の開会式が行われました。

開会式を前に、南極条約事務局のフランシスコ・ベルグーニョ事務局長、南極条約協議国会議の宇山秀樹担当大使ら4人は、平和公園の原爆慰霊碑に献花しました。

開会式では、国光あやの外務副大臣が「国際社会の分断と対立が深まる中でも、南極では平和的な調査活動と環境保護の国際協力を進めていくという決意を、世界に示さなければならない」と挨拶しました。

「広島の地で、平和的に利用する重要性を」

南極条約は、1961年に発効した南極の平和利用などを定める条約で、日本など58の国が締約しています。

広島市 松井一実市長
「皆様にはこの広島の地において、南極地域を平和的に利用することの重要性を再確認していただきたいと思う」

会議では、
▽活発化する観光活動への対策
▽絶滅危惧種に指定されたコウテイペンギンの保護
▽気候変動の影響
などについて話し合われる予定です。

会議は21日まで開催されます。