女性やカップルに、妊娠に関する正しい知識を身につけてもらう「プレコンセプションケア」について、広島市が業者と連携協定を結びました。
広島市は、ベビーケア商品などの開発・販売を手がける東京の企業「ベルタ」と連携協定を結び、「プレコンセプションケア」を進めます。
プレコンセプションケアとは「妊娠前の健康管理」のことです。カップルが健康に暮らすことで将来の不妊や妊娠のトラブルの防止につながるとして、国も推奨しています。
少子化や高齢出産の増加を背景に重要性が高まっていますが、「ベルタ」が全国の妊婦らに実施したアンケートでは、「妊娠の知識をもっと早くから身につけておけばよかった」などの声が多く、9割がケア自体の考え方を「知らなかった」ということです。
ベルタ コーポレートデザイン室 森谷悠平 室長
「20代、30代のうちからもっと知っておけば良かったなど、後悔をなくすための情報発信、取り組みをしていくのが我々が行う意義になっています」
広島市は4月から妊娠届を提出する妊婦を対象に、▽葉酸のサプリなどを配布するほか▽健康管理の実態について調査します。
市は今後、調査の結果を分析し、ベルタと協議しながら啓発活動などの具体的な取り組みを行うことにしています。
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