10日夜、広島市安芸区矢野西のJR呉線の線路内で、列車と小学生の男の子が衝突する事故があり、男の子が死亡しました。
警察とJR西日本によりますと、10日午後6時45分ごろ、広島駅発、広駅行きの上り快速列車の運転士が、線路内で男の子を発見。非常ブレーキを掛けましたが間に合わず衝突したということです。
男の子は小学6年の児童で、病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。当時、列車に乗っていた乗客およそ400人と乗務員にけがはありませんでした。
この事故で、JR呉線は、およそ1時間半にわたって広駅と海田市駅のあいだで運転を見合わせ、1万500人に影響したということです。警察が当時の状況を調べています。
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