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2025年の広島経済は?地元企業・団体トップを直撃 広島商議所の新年互例会

ことしの広島経済はどうなるのでしょうか?地元の企業や団体のトップが一堂に会した新年互例会で、聞いてきました。

田村 友里 キャスター
「広島の企業のトップが集まる新年互例会が間もなく始まります。皆さんに今年のテーマについて聞いてみます」

広島商工会議所で開かれた新年互例会には、経済界を中心に去年より110人多い1280人が出席しました。

広島商工会議所 池田晃治 会頭
「ことしのテーマは”経済の好循環”。ことしは”経済の好循環”を定着させて成長型経済に本当に移行できるか、そういった年だと思っている大変重要な年」
(広島の企業側のマインドはどんなこところにある?)
「広島の企業のマインドはこの機を逃してはいけないとうことでみなさん前向きに考えている」
(ステップアップしないといけない年?)
「やはりエンジンを吹かしていただきたいと考えている」

マツダ 毛籠勝弘 社長
「2025年を持続可能な未来へ変革を加速させる年と位置づけます」
(今年は持続可能な未来に向けて変革の年であるという話がありましたが、改めてどんな一年にしたいか改めて思いを聞かせていただいていいですか?)
「特に自動車は、電動化、デジタル化、ソフトウェアなどが大きく変わっていくと。ものづくりの広島としてチームとしてみんなが持続していける変革にチャレンジしていくような年になるかなと考えております」

ひろぎんホールディングス 部谷俊雄 社長
「確実の"確"ですね。これはですね、昨年新しい中期計画をスタートさせました。今、順調に来ているので、これを確実なものにしたいという意味と、もう一つはことしは不確実な時代だと認識していますけど、そういう時代だからこそ確実に一歩一歩、進めてまいりたいと考えています」
(景気は?)
「広島にとっては非常にいい年になるんじゃないかと思います。確かにネガティブ要因はたくさんありますけど、それを克服して、広島経済が右肩上がりになるように我々も努力してまいりたいと考えています」

賀茂鶴 石井裕一郎 社長
「やはり12月にユネスコの無形文化遺産に登録される、いうことが大きかったと思うので、大阪関西万博もありますし、インバウンドや輸出、そこの流れから国内のお酒に対する需要も広島のお酒として高めていけたらなと思います」

イズミ 山西泰明 社長
「今年は巳年ですから脱皮ということをテーマにして、自ら脱皮をしていくことをテーマに掲げています。M&Aを続けていくことは当然成長戦略の柱にやっていきますが、一緒になることによるメリットがお客様に還元できる、その成果として出さないといけない今年になろうかと思います。」

インフラについてはこちらの中川社長兄弟に聞きました。

中国電力 中川賢剛 社長
「ことし世界情勢が不安定な中でエネルギーを安定して確保していくということが非常に重要だと思っています。微力ではありますが、当社としてもしっかり燃料を確保して安定して電気を送り続けていきたいと思っています」
(島根原発については?)
「昨年の12月23日に再稼働をしまして、現在順調に試運転しております。このままいけば予定通り1月10日に営業運転を開始する予定にしています。当社にとって非常に大事な電源ですので、安全第一で安定稼働に努めていきたいと思っています」

広島ガス 中川智彦 社長
「ことしは”挑む”ということで新しいことを始めていくのでそちらでがんばっていく。ことしは新たに電力の新しいサービスも加えて本物のみなさんに選んでいただける総合エネルギー企業として一皮も二皮も脱皮して大きく育てていきたいなと考えている。今までになかった供給区域をぐっと広げて進めていきたいと思っている」

スポーツ界からは

広島東洋カープ 松田一宏 オーナー代行
(ことしのテーマは?)
「ことしは被爆80年という年でもあるが球団も創立75年、初優勝から50年という年で、カープ坊やも生誕50年、いろんな節目の年でもある。より一層しっかりチームもスタッフも一丸となってしゃにむにがんばっていきたいと思っている。しっかりみなさんの心に残るような1年にしたい」

サンフレッチェ広島 久保雅義 社長
「ことしのテーマは”攻める”。1年目のシーズンが終わって、2年目、3年目が重要な年になるのでこの機を逃さないということで”攻める”がテーマになっている。人はさらに期待するところがあるので1年目以上にいろんなイベントや施策を練ってさらなる発展、クラブの価値を高めていければと思っている」

広島ドラゴンフライズ 浦 伸嘉 社長
「気運でございます。2025年は新アリーナのことを大きく進めていきたいと思っていまして、県民や企業も含めて、気運を高めていきたいなと…新アリーナが必要なんだということを訴えていきながら新アリーナ建設に向けて、気運を高めていける年にしたいと思います」
(今シーズンへの思いは?)
「2月、3月、去年同様に、リーグや広島県を盛り上げてもらえるような戦いぶりをしてもらえたらなと思っています」

今年、注目されるのが3月にオープンする新しい広島駅ビルです。

広島電鉄 仮井康裕 社長
「広島駅前大通り線が夏には開業するということでそれを契機に街が活性化するように努力していきたいと思うので、後半戦、どんどん広島に人が来ていただけるようなことに取り組んでいきたいと思う。公共交通は技術革新ができないところもあるが、ここにチャレンジしていく気持ちがないと今までの延長線上では残していけないと思うので新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っている。」

JR西日本 広岡研二 広島支社長
「3月24日にあたらしい広島駅ビルが開業するように準備を進めているところでございます。多くの方々に広島にお越しをいただいて、広島の街の結節点として玄関口として機能するように私たち準備をしておりますので、多くの方にお越しいただいて広島に賑わいができるような年にしたいと思います。」

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