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劇団四季ミュージカル「キャッツ」の舞台裏を小学生が取材 メークは俳優自ら ネコの衣装制作に3か月 広島市でロングラン公演中

広島市でロングラン公演中の劇団四季ミュージカル「キャッツ」についてです。ミュージカルの舞台裏を小学生が取材しました。

「子ども記者」として舞台裏を取材したのは、迫七望さん、賀谷杏菜さん、松本望さんの3人です。

「キャッツ」は都会のゴミ捨て場で繰り広げられる24匹のネコの物語です。

3人は、舞台監督から「巨大なゴミのセットは観客がネコになったように錯覚させるための演出」だと聞きました。

ネコの出入り口の1つ、「オーブン」に特別に入らせてもらいます。

子ども記者の3人
「(何の匂いがする?)オーブンの焦げた、何か焼いたみたいな匂いがする」

3人が注目したのはこちらの「マジック猫」のシーン。照明と音、俳優の動きをどのように合わせているか質問しました。

舞台監督 村田 舟さん
「(照明の調整って難しいんですか?)俳優の動きとかを見ながら、音も聞きながら一番言いタイミングで操作しなきゃいけない。(一番重要じゃないですか)そうなんです。音芸!」

ネコを演じる俳優にもインタビューしました。

ジェリーロラム・グリドルボーン役 海沼 千明さん
「(役になりきるのにどのような工夫をしていますか?)キャッツはすごく衣装とメイクに助けられていて…(自分でするの?メイクさんじゃなくて?)そう自分たちでするんです」

衣装やカツラなどの小道具も見学しました。

衣装 布施 葵さん
「1着作るのにどのくらいかかると思う?(1週間?1か月?)3か月!(え~)3か月かかるの!」

ネコの衣装は1着ずつ毛並みを手書きで表現し、3か月に1回新調しているといいます。3人は「キャッツ」の世界を表現する裏方の作業量の多さに驚いていました。

3人の記事は12月26日、新聞に掲載される予定です。

子ども記者の3人
「魅力があふれたキャッツを見に来てください」

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