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住宅に立ち入り家を物色か 「トイレ貸して」不審者情報の男とみて警察が捜査 闇バイトとの関連は低いか 広島

広島市で、住宅に侵入して、何かを盗もうとしたとして、広島県警は4日、住居不定の男(27)を、住居侵入と窃盗未遂の疑いで逮捕しました。警察は、広島市内で相次いだ「トイレ貸して」などといって訪問する不審者と関連があるとみて捜査しています。

警察によりますと、男は10月、広島市東区山根町にある男性(98)の住宅に侵入し、室内を物色して何かを盗もうとした疑いが持たれています。

警察の調べに対し、男は「記憶にない」と容疑を否認しているということです。

男性は当時、住宅に1人でいましたが、男がリビングなどを物色しはじめたため、近くに住む親族の家に行き状況を伝えました。

親族が駆けつけると、庭には男がいましたがすぐに逃走したため、警察に通報したということです。

広島市東区では、事件と同じ日に「トイレを貸してくれ」などと言って、住宅を訪問する不審者の情報が寄せられていました。警察は、目撃情報などから、不審者と男が同一人物とみて、調べています。

また、警察は、不審な訪問について、強盗などの犯罪をする前の下見の可能性もあるとして警戒を呼びかけていましたが、男が誰かに指示を受けるなどする闇バイトとの関連はないとみています。

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