週末の大学日本代表候補の強化合宿に広陵高校(広島)出身の2人が参加。大学ジャパン入りへの思いを取材しました。
坊っちゃんスタジアム(愛媛・11月30日)
愛媛県で行われた強化合宿。侍ジャパントップチームの 井端弘和 監督も訪れる中、代表候補の46人の精鋭たちがしのぎを削ります。
その1人が、大阪商業大学の正捕手・蜷川大 。キャプテンを務めた広陵高校時代は日本代表に縁がなかったものの、大学でメキメキと力をつけ、ジャパンの候補になるまで成長しました。
大阪商業大学 3年 蜷川大 選手
「(大商大では)全国大会によく出させてもらったので、その中での気持ちの持ち方とか、ピッチャーへの声かけとか、そういうところが伸びたかなというのは思います」
しかし、2日目に行われたシートバッティングでは、代表クラスの投手陣相手に快音は響かず。くやしくも、価値のある時間を過ごしました。
蜷川大 選手
「レベルが全然違うなと。走攻守全部、もっと成長しないと、上のレベルで野球ができないなと思いました」
さらにもう1人。広陵時代に25本のホームランを放ち、高校ジャパンではキャプテンも務めていた 小林隼翔(はやか)です。
ことし、立教大学に進学し、すでにレギュラーを獲得。今回、1年生で招集されたのは46人中、6人のみ。強肩を活かした守備も自慢の内野手は、大学の舞台でも日本代表定着を目指します。
立教大学 1年 小林隼翔 選手
「大学のトップレベルでやられている選手たちと一緒にプレーできるというのを、そのプレーを肌で感じられるのがすごく一番の貴重な経験だなと思いますし、また世界の舞台で戦いたいというのがありますし、大学日本代表に入りたいなと思いますし、とにかく早く入れるようにやりたいなと思っています」
― 小林隼翔選手は、オフに母校の広陵高校で自主トレを行う予定ですが、その理由が、あこがれの先輩、楽天のドラフト1位、宗山塁 選手が毎年訪れ、トレーニングをする姿や後輩たちへアドバイスを送る姿を見て、自分もそうなりたいと感じたからだということです。
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