11月に入り、県内も北部から紅葉の見ごろを迎え始めています。紅葉スポットに紅葉狩りにお出かけする方も多くなってきました。その「紅葉狩り」という言葉、景色を眺めに行くのに、なぜ「狩り」が入っているのか、ご存じですか。
紅葉狩りは奈良・平安時代の貴族の遊びが始まりとされていますが、そのころの貴族は、歩くことは品がないとみなされていました。そのため、出かける際は牛車を使うことが多かったのですが、紅葉を見に山の中を進むのは困難なことでした。
そこで、山へ紅葉を鑑賞しに行くときの歩く行為を、狩りに見立てて、紅葉狩りと呼んだという説があります。
紅葉狩りの他にも桜狩りという表現もあり、植物の鑑賞を「狩る」と表現することがあったようです。
紅葉を楽しみに山へ出かけながら狩猟をすることはありませんが、秋晴れの日が多い11月、山の変化をゆっくりと楽しんでみてはいかがでしょうか。
紅葉を見に、いこうよう。
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