広陵高校硬式野球部の元部員が、2023年に他の部員からいじめなどを受けたと訴えていた事案について、5日、SNS上で加害者とされた一人が、名誉を傷つけられたとして損害賠償を求めて提訴したことがわかりました。

この事案は、2023年に当時の部員が他の部員からのいじめや、監督やコーチから暴力などを受けたと訴えていたものです。

「在籍時に性被害に遭った」などの内容は事実無根と主張

この事案を巡っては、広陵高校硬式野球部の元部員の保護者を名乗る人物が、SNS上で「在籍時に性被害に遭った」「寮の風呂では水の中にしずめられたり熱湯や冷水をかけられたりする殺人行為にも遭った」などの内容を、加害者とされる元部員らの実名とともに投稿。また、その投稿を別の人物が拡散していました。

訴状などによりますと、広陵高校が設置した第三者委員会は「いずれの事実も認めることは困難」と結論づけているため事実無根であると主張しています。

それぞれ慰謝料など286万円の支払いを求める

また、誹謗中傷され、精神的苦痛を受けたとして、SNSの投稿者と投稿を拡散した人物に対しそれぞれ慰謝料など286万円の支払いを求めています。

代理人弁護士によりますと、5日付けで広島地裁に提訴したということです。