今シーズン国内フリーエージェント権を取得していたカープの坂倉将吾選手がきょう、FA権の行使を表明しました。
千葉県出身の坂倉将吾選手は強肩強打のキャッチャーとして日大三高から2016年のドラフト4位で指名され、翌年カープに入団。プロ5年目の2021年に132試合に出場初めて規定打席に到達し鈴木誠也と首位打者を争うなど頭角を現しました。
2024年まで4年連続100安打2桁本塁打をクリアするなどチームの主軸に成長。プロ10年目の今シーズンは自身初の地元開幕スタメンマスクを被りましたが4月中旬からはサードやファーストにポジションを移しました。
打撃では主に4番に座り、いずれもチームトップの140試合、127安打、74打点、得点圏打率3割2分3厘と打線を牽引しました。
きょうマツダスタジアムでの練習後に球団事務所を訪れFA権行使の申請書類を提出。球団初の「捕手のFA権行使」となり、2人以上のFA権行使は2007年の黒田博樹、新井貴浩以来となります。
坂倉選手 一問一答

―― まず、決断した今の率直な気持ちを聞かせてください。
本当に悩みました。早くすっきりしたい気持ちもありましたし、かといってそんなに焦って決められるものでもないなという感情です。
―― 思い悩んだ中で決断した理由はどこにありますか。
10年間、高校生からドラフトで獲ってもらったカープにはすごく感謝しています。ただ、自分で頑張ってきたものが今どのような評価をされているのかはすごく気になる所でもあります。そこを一度聞いてみたいという思いで決断しました。
―― 球団本部長との最後の話し合いで、かけられた言葉はありましたか。
「残ってほしい」という言葉を強くいただきました。考えていく中で、本当にありがたく嬉しい一言でした。
―― 今回、特別に球団が「宣言残留」を認める方針を示したことは、決断に影響しましたか。
本当にありがたい措置ですし、こちらとしては嬉しい対応をしていただいたと思っています。
カープの10年間 思い出に残っていることは

―― カープでの10年間を振り返り、思い出に残っていることは何でしょうか。
1年目にファームで優勝して日本一になれたところから始まり、怪我もありました。本当にたくさんの思いがある中で、10年間やってこられたと感じています。
―― 広島の街、そしてカープファンの応援を振り返っていかがですか。
入団当初がちょうど3連覇中だったこともあり、その頃からファンの応援の凄さを肌で感じていました。またあの声援の中でプレーしたいという思いを持ってずっと頑張ってきたので、本当に感謝しています。
ファンへのメッセージは
―― ファンの皆さんに伝えたいメッセージはありますか。
まだ最後になると決まったわけではないので、まずは「10年間ありがとうございました」ということです。これからは少し個人的な話にもなってきますが、引き続き応援していただけたら嬉しいです。ここまでの10年は本当にファンの方と球団のおかげで歩んでこられたので、まずは感謝を伝えたいです。
―― 今後交渉を進めて残留か移籍かを判断するにあたり、ご自身の中で大事にしたい軸は何ですか。
まだはっきりとはしていません。まずは話を聞いてみて、自分の心が動くのか動かないのか。やっぱりカープでという思いになるのか、それとも挑戦したい気持ちになるのか。宣言したことで他球団とも交渉できるようになったので、判断はそれからだと思っています。
―― まずはいろんな球団の話を聞いてから、何を大事にしていくかを決めていくイメージでしょうか。
一番は「必要とされる場所でやりたい」という思いがあります。カープから強く必要とされていることは重々伝えてもらっています。その中で、これまで積み重ねてきた功績が他でどう評価されているのかも気になるので、話を聞いてから決めたいと思います。
―― 決断に至るまで、周囲に相談などはされましたか。かなり悩まれましたか。
宣言すること自体は自分で決めました。もちろんカープの先輩方や監督、コーチ、他球団の知人にも「どうですかね」と相談したり声をかけてもらったりはしましたが、最終的な決断は自分自身で下しました。
―― 宣言残留が認められているだけに、心境としては「これからが本番」という感覚ですか。
カープとの交渉はずっと続いていますし、本格的に動いていくのは本当にこれからだと思っています。
球団からの提示 受け止めは

―― 球団から提示されている条件面については、どう受け止めていますか。
今の時点では伏せておきます。
―― 今季は捕手から始まり三塁手も務めました。起用ポジションについての現在の思いを教えてください。
10年間、様々なポジションをこなしながらやってきました。ただ、年齢的にも全盛期に向かっていく中で、この先何年プレーできるかもわかりません。ある程度ポジションが固定された中で勝負したいという思いはあります。自分から何かを要求するつもりはありませんが、カープに残るにしても移籍するにしても、期待されているポジションで試合に出たいという気持ちはあります。
完全無料で広島情報


コメント (0)
IRAWアプリからコメントを書くことができます