「TOMIYAウォッチング ~TOMIYA・10の謎を解き明かす~」

謎06「なぜファーストウォッチをTOMIYAで購入する人が多いのか?」
 
 
高級時計店・トミヤに関する10の謎を解き明かす連載。そろそろ歳末が近づき、ボーナスシーズンを前に自分への“ご褒美”を検討している人も多いのではないだろうか。TOMIYAは高級時計デビューを考えている人たちからの信頼も厚い。当連載ではすでにおなじみ、「トミヤ広島店」店長の笹原隆さんに、その理由と絶対外さない人気のファーストウォッチ銘柄を教えてもらった。

トミヤ広島店の笹原店長。時計への愛と造詣は一級品だ

ファーストだがラストになってもいい一本を選ぶ

社会人になり、そろそろ立派な時計をつけたい。今年1年がんばった記念にずっとほしかった時計を買いたい……そういう人たちにとってボーナス時期は高級時計デビューを果たす格好のチャンスだ。
しかし時計店は敷居が高い。特にファーストウォッチ購入となると、どうしても緊張してしまうのが通常だろう。

「やっぱり不安な気持ちで店に来られる方が多いですね。初めての時計だし、安い買い物じゃないから間違いのない品を選びたい。だからインターネットでとことん調べて『これ!』と決めて来られる方も多いですし、特定のブランドにこだわる方も多いです。だけど時計って実物を見たり腕につけてみたりすると印象がずいぶん変わるんです」(笹原店長談)

画面で見るだけではわからない。やはり大事な時計を購入する前には実際につけて感触を確かめたい

いくらネットの情報や写真で下調べしても時計は立体の造形物。長く使うことを考えると、実物をつけて確認するにこしたことはない。そういう意味でトミヤは数多くのブランドを扱っているし、姉妹店から取り寄せもできる。正規販売店という安心もある。幅広い選択肢から“自分の一本”を選ぶことができるというのはポイントが高い。
ではファーストウォッチとして人気があるのはどんな時計だろう?

「ビジネスでも使う方が多いので、オンオフ兼用できるものが人気です。特に派手すぎず、色合いも落ち着いていて、信頼感のあるブランドで、という。ただファーストウォッチといっても、私はそれが一生ものになってもいいと思うんです。
もちろんTPOに合わせて2本目3本目と買っていただけるのはお店としては嬉しいですけど(笑)、高級時計なんて生涯に何本も買えるものじゃないですから。
なので多少高くても自分が本当に気に入ったものを買って、それを一生使い続けるというのもカッコイイと思います」(笹原店長談)

ファーストだがラストになってもいい一本を顧客と一緒に見つけ出す――トミヤのそうした真摯な姿勢が、多くの時計初心者から信頼を集めているのだろう。

トミヤおすすめのファーストウォッチ

ではここからはファーストウォッチとしてトミヤがおすすめする商品を見ていこう。
笹原さんがまず挙げたのが 「IWC」 の 「パイロット・ウォッチ・マークXX」 と 「ポートフィノ」 だ。IWCはスイスの高級時計ブランドで質実剛健なプロダクトが高い人気を誇る。

「IWCはムダを削ぎ落としたシンプルなデザインが特徴。ただ、見た目は十年前からなにひとつ変わりませんが、製品は常に改良を続けていて中のムーブメントは進化しています。どんな世代の人がつけても似合うところが安定して求められる理由でしょう」(笹原店長談)

IWCのパイロット・ウォッチ・マークXX

IWCのポートフィノ。白は女性がつけても似合う

そして当連載の「謎02」でも特集した 「HUBLOT(ウブロ)」 もやはり人気が高い。中でもファーストウォッチにふさわしいのが上品でエレガントな 「クラシック・フュージョン」 シリーズだ。

「HUBLOTは華やかでバリエーション豊富なことから、当店でも売上の上位を占めています。HUBLOTがいいのは、どの商品も船の小窓をモチーフにしたデザインを採用しているので 『HUBLOTをつけている』ということがわかりやすいこと。今後もずっと売れていくブランドだと思います」(笹原店長談)

HUBLOTクラシック・フュージョンの三針

HUBLOTクラシック・フュージョン クロノグラフ。一目見てHUBLOTとわかるアイコニックさが人気

IWC、HUBLOTはすでに定番ブランドであり、世間の周知も商品への信頼も間違いない。そんな中で「実はもうひとつ推薦したいブランドがあるんです」と笹原さんが取り出したのが 「NORQAIN(ノルケイン)」 という2018年にスイスで誕生したばかりの新進気鋭ブランドだ。

「NORQAINは設立されてまだ10年もたってない若いメーカーですが、時計好きの間ではすでに評判になってます。ハイスペックなのにリーズナブルで、きれいないい時計を作るんです。ラバー製のショックアブゾーバーを使用しているのでカジュアルに使えるし、色使いも他のブランドとは違うポップさがある。ひそかにファーストウォッチにふさわしいブランドだと思ってます」(笹原店長談)

注目の新進ブランド・NORQAINのワイルドワン

NORQAINアドベンチャー。ポップな色使いがアクセントに

最後にもうひとつ、トミヤ系列店 「ブライトリング ブティック広島」 の福島希望さんにもおすすめのファーストウォッチを教えてもらった。

「ブライトリングを代表するフラッグシップ『クロノマット』の最新作 『クロノマットB01クロノグラフ』 です。モデルチェンジしたばかりで、見た目もよりスタイリッシュになりました。クロノマットはブランドアンバサダーである世界的サッカー選手、アーリング・ハーランド選手がつけているモデルとしても有名です」(福島さん談)

発売されたばかりのクロノマットの最新作。力強さと洒脱さを兼ね備える

ブライトリングに関しては来月の当連載で詳しく掘り下げる予定。そちらも楽しみに待っていてほしい。
 
 
 
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年に1度のスペシャルイベント開催!
11月7日(土)・8日(日) 
広島アンデルセン 5F スカンジナビアホール

 
トミヤ広島店で扱う商品は全て正規品となります。
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TOMIYA広島店

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〇シリーズ連載中〇
TOMIYAウォッチング ~TOMIYA・10の謎を解き明かす~ 
過去記事はこちら。

謎01「なぜ今年創業94周年を迎える岡山の老舗時計店が広島で売上を伸ばすのか?」

謎02「なぜいまHUBLOTがビジネスパーソンに選ばれるのか?」
 
謎03「なぜTOMIYAは約1世紀も宝飾・時計業界で生き抜いてこられたのか?」

謎04 「なぜいま資産価値として高級時計に熱い注目が集まっているのか?」

謎05「なぜタグ・ホイヤーのタイムキーピングは絶対的な信頼を集めるのか?」
 
 
次回、謎07「なぜブラトリングはファンを魅了し続けるのか?」。
更新は26年12月初旬予定。