広島県呉市倉橋町にある少し変わった場所で、音楽イベントが開催されました。

天に向かって切り立つ、高さ約60mの巨大な岩の壁。この圧倒的な採石場跡地を舞台に、熱気あふれる音楽祭が開催されました。ことしで4回目を迎えた「倉橋イーストウエスト音楽祭」です。
音楽祭は、新たな観光資源として採石場跡地を活用して、さまざまな音楽で地域を元気にしようと地元の協議会が開催しました。地元の音楽サークルや、倉橋町で暮らしている外国人のグループなど、13の団体が出演しました。
採石場は、切り立った岩壁が特別な音響効果を生み出すことから、天然のコンサートホールといわれています。
出演者「お客さんの席でどんなふうに聞こえているのかなぁって、僕もちょっとミステりーなとこというか不安なとこでもあるんですけど小さい音も大きな音もあるので全部聞こえるといいなと」

約400人の観客が見守る中、ステージではジャンルや国境を超えた演目が繰り広げられます。ウクレレや三味線の演奏さらにフィリピンやネパールの踊りが披露されると、観客から大きな歓声が上っていました。
倉橋町は、古くから上質な御影石を産出する石の町として知られています。中でも納地区で採掘される御影石は、ほんのりと桜色を帯びた美しい色合いが特徴です。1936年には、呉石材が切り出した御影石が国会議事堂の外壁に採用され「議院石」としてその名を全国に轟かせました。現在も、唯一採掘を続けています。

石の舞台に響き渡る歌や演奏…会場は熱気に包まれました。
出演者「壮大な景色ですし、こんなところでめったにないような場所なので凄い貴重な体験だったと思います」
観客「いつもは、ひっそりとしてるんでしょうが今日は皆さんが集まってくれてこの場所も喜んでいると思います」

協議会は、来年も採石場跡地で音楽祭を開催する予定です。











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