放影研や旧ABCCで職員宿舎として使用されていた施設が26日、一般向けに公開されました。

1953年に完成した広島市南区の「比治山ホール」は放射線影響研究所や、その前身のABCC(原爆傷害調査委員会)の職員宿舎として使用され、放影研の理事長や副理事長が2023年まで生活していました。

設計に携わった前川國男さんは、近代建築の巨匠 ル・コルビジェに師事した建築家で、昭和の日本を代表するモダニズム建築の第一人者です。

「戦後の広島市三大建築」比治山ホールの特徴は?

比治山ホールは太い柱と梁で建物の強度を確保しながら、壁一面のガラスで開放感を出しています。

バルコニーに付いた深い庇など前川建築の特徴が色濃くあらわれ、原爆資料館や世界平和記念聖堂と並んで「戦後の広島市三大建築」と呼ばれています。

比治山ホールは来年度の放影研の移転に伴い、所有権が広島市に移るということです。