みなさんは毎日どのくらい眠れていますか?経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本人の平均睡眠時間は「7時間22分」とされています。街で話を聞いてみると、眠りについて様々な悩みも聞かれました。

Q.睡眠時間は
40代男性
「子どもは小さいのでだいたい10時間ぐらい…。僕はだいたい6時間ぐらいしか寝てないです」
30代女性
「(子どもが)生まれたばかりなので、4時間ずつぐらいかな」
60代男性
「5~6時間。会社に勤めている時は、4時間とかが多かった」

睡眠時間は様々、悩みを抱えている人も多いようで・・・

Q.睡眠の悩みは
30代女性
「スマホを寝る前に見ちゃうから、それでだらだら起きちゃうことはあって」
40代男性
「本当はもっと寝たい。7時間半ぐらいは寝たいです」
20代男性
「二度寝はよくしてしまう。用事に間に合わなくなりそうっていうのは眠たすぎてあります」

そんな中、9月に発表された睡眠に関するランキング。日本で一番良い睡眠がとれているのは…?

日本一の快眠県は「宮崎県」!その理由は“昼と夜のメリハリ”

9月に発表された睡眠に関する調査「全国睡眠県グランプリ2026」。
人気睡眠アプリ「Pokémon Sleep」のデータなどを基に、全国4万3000人の睡眠傾向を分析して作成したものです。評価基準は5つ。「睡眠時間」「寝つき」「睡眠効率(睡眠の質)」「規則正しさ」「休養感(満足度)」。

1位に輝いたのは宮崎県でした。

【1位 宮崎県のデータ】
▼睡眠時間:4位 「7時間42分36秒」
▼寝つき:13位 「19分52秒」
▼睡眠効率:6位 「83.88%」
▼規則正しさ:18位 「19分10秒」
▼休養感:3位 「62.88%」

「Pokémon Sleep」の分析によると、「宮崎県民は、昼と夜のメリハリがすごい!?」ということです。

「日本のひなた」とよばれる宮崎県は、日照時間は全国の中でも非常に長く、出勤前にサーフィンをするなど、体を動かしてから出勤する人もいるそう。日中にしっかり太陽の光を浴びて、活動する一方、夜は、寝床で音楽や読書をしない人が多く、自分が寝るための部屋を持っている数が全国トップとなっています。

広島県は全国「9位」!夜のエンタメを楽しむ傾向も…?

気になる広島県は全国第9位と、健闘する結果となりました。

【9位 広島県のデータ】
▼睡眠時間:9位 「7時間21分4秒」
▼寝付き:16位 「20分1秒」
▼睡眠効率:23位 「83.74%」
▼規則正しさ:9位 「17分53秒」
▼休養感:27位 「55.07%」

「Pokémon Sleep」の分析によると、「夜はやりたいことを存分に楽しみつつ、睡眠時間や規則正しさはしっかりキープしている」のが特徴です。一方で、「寝床で読書」、「寝床でスマホ」が全国5位と高い傾向も明らかになりました。

実際に広島で夜の過ごし方を聞いてみると…

30代女性
「(寝る)直前まで見てて、頭にスマホが落ちてくる時もあるぐらい、寝落ちするぐらい見ちゃう時も」
30代女性
「夜、寝る時間ってなったら、暖色系のライトにしたりして、入眠を身体に促すようにしている」
20代女性
「リビングに携帯電話を置いたまま、寝室移動してベッド行ったらすぐ寝るって感じです」

プロが教える!きょうからできる「快眠メソッド」

「寝付きが悪い」「朝起きても疲れがとれていない」という人のために、上級睡眠健康指導士の保田厚子さんに改善ポイントを聞きました。

(1)寝付きをよくしたいなら…

●眠くなってから布団にはいる
 寝付きが悪いのに、無理に布団へ入り、スマホを見ていると目が冴えてしまいます。

●読むなら「読み慣れた紙の本」
 スマホよりも紙のマンガや小説がおすすめ。
 ただし、新刊は脳が興奮するので、読み慣れたものがベストです。

プロが教える!きょうからできる「睡眠効率を良くするポイント」

(2)睡眠効率を上げたいなら…

●朝起きたら「朝日」を浴びる
 体内時計が整い、決まった時刻に眠気が来るようになります。

●日中に体と脳へ刺激を与える
 身体を動かすだけでなく、新しいものに触れて脳を刺激すると睡眠圧(眠気)が高まります。

●「お風呂上がり」のタイミングを活用
 入浴で温まった体が冷めていくタイミングで布団に入ると、深部体温が下がる時に強い眠気が得られます。
 

プロが教える!きょうからできる「休養感(満足感)を良くするポイント」

(3)「休養感(満足度)」を高めたいなら…

●まずは質より時間を確保
 必要な睡眠時間はアラームがなくても起きられる長さです。

●平日+15分からスタート
 時間がとれない人は、まず平日の睡眠時間を「15分延ばす」ことから始めましょう。

涼しくなり「秋の夜長」を迎えるこれからの季節。スマホを少し早めに置いて、上質な睡眠で心と体を休めてみませんか?