JR西日本は、来年に引退させる新幹線「ドクターイエロー」を、広島県江田島市で保存し、一般公開すると発表しました。

山陽新幹線を走りながら線路や架線の点検を行い、「新幹線のお医者さん」の愛称で親しまれるドクターイエローは、見ると幸せになれるとして人気を博して来ました。現在はJR西日本のT5編成だけが走っていますが、老朽化のため、来年1月で引退します。

ドクターイエローの保存が決定 保存先は

JR西日本は17日、この編成のうち東京寄りの先頭車両で、信号関係の測定装置などが搭載されている7号車を、江田島市で保存し一般公開すると発表しました。

江田島市にある広成建設の研修施設(画像提供:同社)

保存先は、線路の新設や保守などを行うJR西日本のグループ企業、広成建設の研修施設で「安全を支えた役割を継承するため」としています。

車内も含めて公開へ 展示は有料の方針

JR西日本広島支社の飯田稔督支社長は「多くの方に親しまれた車両なので、展示によって地域のにぎわい創出や活性化にも大きな役割を果たすことができるのではないかと期待している」と話していました。

ドクターイエローは来年9月ごろから車内も含めて公開される予定です。見学料金などは検討中だということです。