子どもたちに海や船の魅力を知ってもらうイベントが開かれました。広島県廿日市市の小学生が体験したのは、瀬戸内海のクルーズです。

廿日市市の宮島口で行われたのは、海や船員の役割を学んでもらおうと全日本海員組合が企画した体験クルーズです。

地元の佐方小学校の5年生104人が参加しました。児童たちが乗り込んだのは高速艇「瀬戸ブルー」。宮島周辺のクルーズを楽しみながら、普段は入れない操舵室も見学しました。

レーダーや操縦装置…操舵室に潜入

レーダーや操縦装置を間近で見た子どもたちは、船員の説明に熱心に耳を傾けていました。

船長
「カキ筏とか作業している人がいたら、この船の波がいって怪我をしないように、減速して目配りしながら運航しています」
参加した児童
「2人がかりでやるんだ」
船長
「はい、そうですよ」

参加した児童
「(操舵室には)ボタンがあって、すごいものがいっぱいありました」
「難しそうだけど、ちょっとやってみたかったな」

海の「もしも」は何番? 船長との交流とクイズで学ぶ海の安全

宮島に到着したあと、児童たちは宮島水族館へ。

「陸上で事件事故があったら110番通報すると思います。海でそういうことがあったら何番にかけますか?3番の118番だと思う人?おーみなさん、物知りスゴイ」

子どもたちは、海や船に関する話を聞いたり、クイズ通じて理解を深めたほか、

プロ直伝のロープワークに大苦戦!?「もやい結び」に挑戦

「ここのここ…できてる!正解」
参加した児童
「できない」
「ばっちりです」

「巻き結び」や「もやい結び」といった船員が実際に使っているロープの結び方を教わり海の仕事の大切さや魅力などを楽しみながら学んでいました。

参加した児童
「人命救助の結び方など知れて、楽しかったです」
「船がないと自分たちの生活ができないっていうのが知れてよかったです」

海を好きになってほしい!未来の船員へ向けたメッセージ

全日本海員組合 除補 修 中四国地方支部長
「海というものを怖いというイメージだけではなく、海っていいなというところからはじまり、職業のひとつとして、船員を選んでくれればありがたい」

全日本海員組合では今後も、こうした取り組みを続けていきたいとしています。