この夏は、全国各地で大雨の被害が出ています。「出水期」とは、=梅雨時期と思う人もいるかと思いますが、国土交通省などの考える「出水期」は、台風シーズンも含めた10月末まで。今まさに、大雨のシーズンです。

今月は夏から秋にかけての季節の変わり目でできる「秋雨前線」と台風や熱帯低気圧からのエネルギーで、災害を引き起こす雨が続いています。

そんな中、次の「気がかりな渦」ができる予想になってきました。気象庁のシミュレーションモデルの予想の一つを見ると、20日頃に日本の南に「気がかりな渦」が近付いています。また、ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)やアメリカ海洋大気庁(GFS)の予想を見ると、20日以降、そのまま北上して日本を直撃する可能性もあります。まだ、予想は不確実性が高いですが、秋雨前線が日本付近にあって、台風などの「渦」がある程度近付けば、再び大雨などのおそれが高まります。今後の最新の予想も確認するようにしてください。

【画像で確認】気がかりな渦 シルバーウィークまでの雨・風シミュレーション

大雨時 とるべき行動は?

警戒レベルは、5を最大にして、数字が大きくなるほど、リスクが高まります。

レベル5は、すでに何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況です。

そのため、危険な場所にいる人は、レベル4までに全員避難が必要です。

時間がかかる高齢者や小さな子ども連れの人などは、レベル3のうちに行動するようにしてください。

浸水時など災害発生時にとるべき行動

【屋外にいる人】
川・用水路・冠水エリアには、絶対に近付かないことが重要です。

車に乗っている人は、むやみに行動せず、安全な場所で待機することが必要です。立ち往生や水没のおそれがあります。

一般的に車の床面以上が水に浸かるとエンジンが停止し(水深30cm程度)、タイヤの高さを超えると車体が浮いて流される(50cm程度)おそれがあります。
また、ドア部分まで浸かると、水圧で開かなくなる危険もあります。

【屋内にいる人】
すでに外が浸水している場合、無理に避難所などに移動しない方が安全なことがあります。

建物の上層階に移動して避難することも考えてください。

移動するときは、足を覆って歩きやすい運動靴などを履いてください。サンダルや裸足は危険です。

土砂災害の危険が高まった場合

自分の住んでいる場所、職場など、土砂災害の危険があるかどうか、ハザードマップで事前に把握してください。

「土砂災害警戒区域」「土砂災害特別警戒区域」にいる人は、ただちにその場から離れてください。

過去の土砂災害の9割は、これらの区域内で起こっています。そのエリアから離れるだけで、助かる命があります。

また、警戒区域でなくても、付近に「がけ地」や「小さな沢」などがあれば注意してください。

画像で確認 雨・風シミュレーション(14日まで)

画像で確認 雨・風シミュレーション(21日まで)