広島県内で去年養殖カキが大量死したことを受けて、原因を分析している有識者会議が、ことしの成育状況や対策について議論しました。

今回で4回目になる有識者会議では、現時点の成育状況が「とても順調」であることが報告されました。委員からは理由について「去年は少なかった梅雨時期の降雨量が、ことしは多かったことが要因ではないか」などの意見が出ました。

一方で カキ大量死の「厳戒アラート」発令

一方、今週に入って広島湾北中部海域では酸素の量が基準値を下回り、県はきのう養殖業者に「厳戒アラート」を初めて出しました。

会議では今後の対策についても議論され、巡回指導の強化や、成育調査を月2回実施して状況を注視する方針が確認されました。

広島県水産課 住吉 勉 担当課長
「今年度同じような弊死が起こるということは絶対避けなければいけない。現状取れる対策を生産者の方と一緒にやっていきたい」

次回の有識者会議は11月に開かれ、来年の3月には原因と対策などを盛り込んだ最終意見を取りまとめる予定です。