7月18日(土) 広島東洋カープがセ首位・阪神とのカード2戦目を制した。1軍復帰後2度目の先発マウンドとなった栗林良史投手が7回1失点と好投。打線は1点ビハインドの5回、2番・菊池涼介選手の犠牲フライで同点に追いつくと、6回には先頭の4番・坂倉が逆方向へ10号決勝ホームランを放ち、2-1で勝利した。
試合後、勝利したカープ新井貴浩監督、ヒーローの栗林投手と坂倉選手が報道陣の囲み取材に応じた。
「よく7回まで投げてくれた」新井監督が栗林投手の投球を絶賛
Q: 今日は先発栗林が右足に打球を受けながら7回1失点のピッチング。どのように評価されますか?
新井貴浩監督
「本当に良く投げてゲームを作ってくれたと思います。暑い中、7回まで、強力打線を相手に素晴らしいピッチングだったと思います」
Q: その後2番手ハーン、そして3番手森浦もきっちりとゼロで抑えました。
新井貴浩監督
「本当2人ともナイスピッチングだった。特にこうハーンはね、すごく厳しい、打順からだったが、2人ともよくゼロで抑えてくれたと思います」
Q: 栗林投手は足をちょっと怪我したような場面もありましたが
(2回表、阪神・熊谷選手の打球が栗林投手に直撃 強襲ヒットとなった)
新井貴浩監督
「ね、ちょっと打球当たったけど、問題ないということなんで、よく投げてくれました。ナイスピッチングです。
Q:栗林の球数としては117球でした。
(プロ入り後2番目に多い球数。最多は26年5月15日の阪神戦 120球完封勝利)
新井貴浩監督
「それは大きいね。やっぱり6連戦の2戦目なんで。やっぱり中継ぎ陣にね、ちょっと負担がいってる中、タイガースの強力打線によく7回まで投げてくれたと思います」
Q:7回栗林の続投に迷うことはなかったか
新井貴浩監督
「そこはなかった。ただ、ブルペンではね、用意してもらってたけど、あそこはもう栗林に任せてました。球数もちょっと増えてたけどね、あそこはもう彼に任せてました」
「すごく大きかった」カープ打線に新井監督が太鼓判
Q: そして打線では5回の菊池選手の同点の犠牲フライ、6回には坂倉選手の勝ち越しの一発もありました。野手陣についてはどのように評価されますか。
新井貴浩監督
「コースを丁寧に、投げてきたのでね、チャンスが少なかったですけれども、やっぱ早い段階でキクがね、犠牲フライで追いついてくれたのでね、すごく大きかったです。サクも追い込まれながらもね、こう最近ちょっとヒットが出てなかったんですけども、1打席目にね、いいヒットが出たので、吹っ切れてくれたんじゃないでしょうかね。いいバッティングでした」
Q: 坂倉選手は2年ぶりの2桁ホームラン。この夏場、4番としてどんな活躍を期待したいですか。
新井貴浩監督
「もうね、精一杯ね、やってくれたらいいです。あんまりね、プレッシャーになってもいけないので、打点をね、たくさん稼いでもらえたらと思います」
【栗林良吏投手】足直撃も「下がりたくない」アドレナリンで7回1失点の力投
Q:ヒーローインタビューでも言われていましたが、ランナーを出しても粘りの投球を見せた
栗林良史投手
「そうですね。ヒーローインタビューで言われてみれば、毎回ランナーを背負っていたなと思いました。ただ、やっぱりモチ(持丸)が盗塁を刺してくれたりというのがあったので、それが結果的にそれ以降の盗塁も減ったのかなと思います。モチ(持丸)の配球と、盗塁を刺してくれたところというのが、ランナーを出しながらも粘れた要因かなと思います」
Q:フォアボールはゼロ。軸になったボールなどは?
栗林良史投手
「正直、今日は苦しいピッチングでした。テンポよくいけるバッターもいれば、なんか分からないけどボール先行になってしまうバッターもいれば、という感じだったので。そこはもっと自分が自信を持って投げなきゃいけないところもあったのかなと思いながら、慎重になりすぎたのかなという風にはあります。でもフォアボールがなかったというのはプラスですし、打たれた時もありましたけど、後ろ(野手陣)が守ってくれたというのは大きいかなと思います」
Q:阪神の3・4番(クリーンアップ)をノーヒットに抑えた
栗林良史投手
「もう、モチ(持丸)のリードのおかげかなと思います。全員が警戒しないといけないバッターが並ぶ中で、今シーズン通してですけど、この中軸を抑えられたというのは大きかったです」
Q:投球のテンポや間(ま)を意識して調整してきた成果は?
栗林良史投手
「やっぱり盗塁が1個だったというのは、モチ(持丸)が最初に刺してくれたのもそうですけど、色んな間で投げられたからこそだと思いますし。そこなのかなと。だからやっぱりその間をうまく使えた、投げ急がなかったというのは良かったかなと思います」
2回表は足に打球が直撃「下がりたくない」アドレナリンで好投
Q:2回に打球が直撃(右足首の横)しましたが影響は?
栗林良史投手
「あそこで『痛い・痛くない』で後ろに下がって、また出てきて投げて、とやることで、チームの守りの時間が長くなってしまう。僕は以前、内転筋を怪我したとき(5月22日の中日戦 バンテリンドームで途中降板)に同じような場面で同じことを経験していますし。やっぱり、あれで守備の時間が長くなるので、投げられるんだったらわざわざ下がる必要はないかなと思って、トレーナーさんやピッチングコーチには『下がりたくない』と伝えました。あそこでピッチング練習をたくさんすることは自分も疲れますし、守備のみんなも疲れるので、できるだけ守備の時間を短くしたいという気持ちで『いける』という判断をさせてもらいました」
Q:当たった直後は痛みが?
栗林良史投手
「当たった直後はもちろん痛みはありましたけど、でも『投げられるな』という判断でした。本当にあれでアドレナリンがより上がったというか、『絶対抑えてやる』という気持ちになりましたし、あれ以降もずっとその集中力が高まっていたので。だからこそ、その後の打席もしっかり打ち取れたのかなと思います。当たってからの方がより集中できていたかなと思います」
Q:2か月ぶりの地元・マツダスタジアムでの勝利。ファンの歓声はいかがでしたか?
栗林良史投手
「嬉しいですし、チームが勝ったのもそうですけど、やっぱり多くのファンの皆さんの声援だったり、終わった後の歓声というものは、何試合しても、何回勝っても嬉しいものだなと改めて感じたので、勝てて良かったなという気持ちです。次の登板への影響もなさそうです」
【坂倉将吾選手】試行錯誤の末の2年ぶり2桁10号「今日は『どうせ打てないんだから』と開き直って」
Q:コース、バッチリ打てていたと思うのですが、いかがでしたか
坂倉将吾選手
「なんですかね。わかんないです。コースとか狙っていけないし。スリーツーまで持っていけた分、浮いて出たかなあと。はい」
Q:集中していた?
坂倉将吾選手
「なかなか、ヒットが出ない中で1打席目に変な感じでヒットになってましたけど。初球からしっかり反応していけた結果、いい結果になったなと思います。ここはもうね。だいぶ迷惑かけてましたし。今日は1打席目から、『どうせ打てないんだから』って思って、振り回していった結果が、はい。いけました」
Q:去年の秋から、広角に、特に左へ大きくて強い打球をってことで、今年初めてあの方向へのホームランだったと思うのですが、いかがでしたが。
坂倉将吾選手
「そうですね、暑いですけど、フィジカル的に、すごくいい状態で、トレーニングもできてましたし、その分、強く振れた結果だと思います」
Q:中々打てない中で、今までと違った、何か精神的なものとか。今日はどういう心境で打席に入ったんですか?
坂倉将吾選手
「もうね、迷惑かけてるんで。急には(状態は)上がらないんで。1戦ずつ集中して、1打席ずつ、しっかり結果残していきたいなと思います。」


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