セ首位・阪神とのカード2戦目に臨むカープは18日(土)、選手会長の島内颯太郎投手を登録抹消した。前夜の試合では3点ビハインドの7回に登板も、阪神・前川右京に死球を与えるなど制球を乱し1失点を喫した。

7月2日の一軍復帰登板から5試合連続無失点と復調の兆しを見せていたものの、14日のDeNA戦では満塁の場面でリリーフ登板し、制球を乱して失点を許す結果に。さらに17日の阪神戦は前川右京に死球を与えるなど2つの四死球が絡んで失点を喫していた。

一軍復帰後は7試合で0勝0敗、防御率1.35と安定感を取り戻しつつあっただけに、直近2試合での急激な制球の乱れが響く形となり、新井貴浩監督は再び2軍での再調整を決断した。

新井監督「本当に申し訳ない」 島内の死球で骨折 阪神・前川右京にも言及

新井貴浩監督
「(島内投手の昨日の登板は)ボールがコントロールできていないように見えた。上下のブレだけでなく、左右もブレている。早めに抹消をして、やり直してもらおうと思って抹消した」

新井監督は、前日17日の試合で島内投手が死球を与え、その後に**「右肩甲骨の骨折」**と診断された阪神の前川右京選手についても言及した

新井貴浩監督
「近本くんに続いて2人目(の骨折)になってしまったので、本当に申し訳ないと思っている」

代わって黒原拓未投手が1軍に昇格。6月29日(月)に登録抹消されて以降、ファームでは3試合に登板。いずれも無失点に抑えている。

新井貴浩監督
「状態上がってきているという報告を受けている。自分も映像を見て、ボールも良くなってきていたので、黒原を上げました」

「身体の使い方を思い出す」1軍再昇格・黒原拓未投手の現在地

Q:ファームで主に取り組んできたことは?
黒原拓未投手
「自分の中で"並進運動のスピード"というか、その辺がやっぱり少し足りてないとと感じる。まだ瞬発的に動けてない、乗せられてないなっていうのがあったので、そこはちょっと意識しながら、投げるようにはしました。(課題は主に)フォームですね。沈み込む時にやっぱり軸足に体重を乗せるんですけど、股関節に乗せるところ、膝で乗せて、膝で操ってるかなっていう感覚があって、そこがやっぱり上手くいってなかったので、そういうところを下半身からちょっと意識して変えました」

Q:並進運動の課題については、もうほぼクリアできたかなっていう手応えは感じていますか?
黒原拓未投手
「いや、まだ全然。現在が一番いいっていう感じではないんで。(状態は)上がると思いますし、そこはまだ反復練習というか、自分の投げた感覚を掴んでいくしかないんで。元々出来ていたことなんで。できなくなるとか、忘れてるっていうか、そういうことではないと思うんで。**"自分の身体の使い方を思い出す"**っていう感覚だと思うんで、そこもっと繰り返しやるしかないかなというふうに思います。」

2度の手術を経て・・・黒原拓未「1軍の空気感がモチベーションに」

Q: ファームでは直近3試合無失点に抑えていますが、現在の状態は?
黒原拓未投手
「試合で投げて、だんだん自分の中でいい感覚のフォームとか、いいバランスの感覚というか、そういうものは増えてきてます。そこは引き続きもっと、**"いい球の確率"**っていうのを上げていけたらなと思います」

Q: 前回は久々の1軍のマウンドでしたが、2年ぶりの1軍登板はどう感じた?
黒原拓未投手
「久しぶりにこう1軍の雰囲気とか、空気感で投げれたっていうのはすごく自分にとってモチベーションになりましたし、それでも結果は出ていなかったので、そこはしっかり**『次にチャンスもらった時に、いける形を作ろう』**と思って取り組みました。(1軍に)割って入っていくというか、自分も負けないようにとか、みんな頑張ってるんでチームに迷惑かけないようにとか、自分もいいところで、自分の出来ることをしっかり出していきたいなと思います」