福山市保健所は18日、市内の飲食店でカンピロバクター属菌による食中毒が発生したと発表しました。保健所は18日付で、この飲食店を営業禁止の処分にしています。

保健所によりますと、13日午後0時20分ごろ、福山市内の医療機関から「腹痛、下痢などの症状がある患者を診察した」などと連絡がありました。

調査したところ9日夜に市内の飲食店で食事をした1グループ6人のうち5人が下痢や腹痛、発熱などの症状が出ていることが判明。食事が共通していることや、患者からカンピロバクター属菌が検出され、診察した医師から食中毒届が提出されました。

これを受け、保健所は飲食店で提供された食事を原因とする食中毒と判断し、18日付で飲食店を営業禁止処分にしました。

患者は、30~40代の男性5人で、いずれも入院はなく、回復傾向にあるということです。

カンピロバクターの特徴は

カンピロバクター(内閣府ホームページより)

福山市保健所によりますと
菌の特徴は
・牛、豚、鶏などの腸管内に生息し、特に鶏には保有率が高い菌
・少量の菌でも食中毒を起こすことがある

症状等
・潜伏期間(感染から発症までの時間):1~7日(おおむね2~3日)
・主症状:下痢、腹痛、発熱、嘔吐、頭痛、倦怠感など
・感染してから数週間後に「ギラン・バレー症候群」を発症することもあります。
※ギラン・バレー症候群:手足の麻痺、顔面神経麻痺、呼吸困難等を起こすことがあります。

主な原因食品
・加熱不十分な肉など(鶏刺し、生レバーなど)

食中毒を防ぐためには

予防方法
・食肉は、中心部までしっかり加熱してから食べましょう。
・冷蔵庫内では、生の食肉と他の食品との接触を避けて保管しましょう。
・生の食肉を取り扱った調理器具は、しっかり洗浄し、熱湯で消毒するなど他の食品への汚染を防ぎましょう。
・生の食肉を取り扱った後は、十分に手を洗ってから、他の食品を取り扱いましょう。