「大型で非常に強い」台風9号が日本の南海上を進んでいます。9日午後3時現在、台風9号は、フィリピンの東を時速20kmの速さで西北西へ進んでいます。

予報円を見ると11日(土)に、先島諸島に直撃するおそれがあります。また、日本列島に停滞する梅雨前線を刺激するおそれもあります。

現在、日本の南には高気圧が張り出していて、台風の進路によってはその高気圧が強まったり弱まったりします。高気圧の位置で、日本列島にどう影響を及ぼすか変わるので、注意が必要です。
※9号の名前「バービー」は「ベトナム北部の山の名前」に由来しています。

**【画像で確認】台風9号 勢力を保ったまま先島諸島直撃か 7月20日(月)までの雨・風シミュレーション**

台風9号の今後の進路は?

9日(木)午後3時の実況
種別    台風
大きさ    大型
強さ    非常に強い
存在地域    フィリピンの東
中心位置    北緯18度40分 (18.7度)
東経129度00分 (129.0度)
進行方向、速さ    西北西 20 km/h (10 kt)
中心気圧    930 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (95 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (135 kt)
25m/s以上の暴風域    全域 280 km (150 NM)
15m/s以上の強風域    全域 650 km (350 NM)

10日(金)午前3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    沖縄の南
予報円の中心    北緯20度10分 (20.2度)
東経128度00分 (128.0度)
進行方向、速さ    北北西 15 km/h (9 kt)
中心気圧    925 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (140 kt)
予報円の半径    45 km (25 NM)
暴風警戒域    全域 320 km (175 NM)

10日(金)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    沖縄の南
予報円の中心    北緯21度55分 (21.9度)
東経126度35分 (126.6度)
進行方向、速さ    北西 20 km/h (11 kt)
中心気圧    925 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (100 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (140 kt)
予報円の半径    65 km (35 NM)
暴風警戒域    全域 340 km (185 NM)

11日(土)12日(日)13日(月)の進路は?

11日(土)午後3時の予報
種別    台風
強さ    非常に強い
存在地域    与那国島の北北西約180km
予報円の中心    北緯26度00分 (26.0度)
東経122度25分 (122.4度)
進行方向、速さ    北西 25 km/h (14 kt)
中心気圧    935 hPa
中心付近の最大風速    50 m/s (95 kt)
最大瞬間風速    70 m/s (135 kt)
予報円の半径    100 km (55 NM)
暴風警戒域    東側 380 km (205 NM)
西側 320 km (175 NM)

12日(日)午後3時の予報
種別    台風
強さ    -
存在地域    華中
予報円の中心    北緯30度00分 (30.0度)
東経118度00分 (118.0度)
進行方向、速さ    北西 25 km/h (14 kt)
中心気圧    980 hPa
最大風速    20 m/s (40 kt)
最大瞬間風速    30 m/s (60 kt)
予報円の半径    150 km (80 NM)

13日(月)午後3時の予報
種別    熱帯低気圧
強さ    -
存在地域    華中
予報円の中心    北緯32度55分 (32.9度)
東経116度20分 (116.3度)
進行方向、速さ    北北西 15 km/h (8 kt)
中心気圧    990 hPa
予報円の半径    185 km (100 NM)
 

台風の発生数は平年の2倍 エルニーニョとの関係性は? 

「台風(TS=TROPICAL STORM)」は、中心付近の最大風速が34ノット(17.2 m/s)以上の熱帯じょう乱のことです。

9日時点で、ことし発生した台風の数は「10個」で平年の約2倍となっています。気象庁は先日、約2年ぶりに「エルニーニョが発生していると見られる」と発表したばかりです。一般的に、台風の寿命が長くなる傾向があります。

〈エルニーニョ発生時に見られる傾向〉
・台風の発生位置が、平常時に比べて平年では南東にずれる(夏と秋は南にずれる)。
・夏、最も発生した時の台風の中心気圧が、平常時より低い。
・台風の発生から消滅までの寿命が長くなる。

台風の発生数が増えるわけではないようですが、遠く離れた海域での動向も含め、最新の情報をチェックするようにしてください。