西日本を中心に猛暑日となりましたが、広島市や大竹市でも32℃を超え、ことし一番の暑さを記録しました。広島市の小中学校では、室内での熱中症を防ぐため、新たな対策が始まりました。
広島市安佐南区の毘沙門台小学校です。体育の授業をしているその脇に、スポットクーラーが稼働していました。

末川徹 気象予報士
「こちらのホースから冷たい空気が出ていますが子どもたちの肩から顔の高さです。離れていても涼しさを感じます」
「暫定的な措置」広島市の小中学校に導入
広島市は今年度、約200校の小中学校に2台ずつ購入しました。総額は3800万円あまりで、学校でも順次使われています。
広島市教育委員会 長澤真二施設課長
「近年の猛暑・暑さ対策が課題になっている。暫定的な措置として一刻も早く子どもにとって、少しでも熱中症対策になるように導入した」

体育館にある測定器を見ると、WBGT=気温と湿度などを加味した暑さ指数は、25以上の「警戒」レベルでした(午前10時半)。室内であっても、体を冷やせる環境が欠かせません。
児童たちは「スポットクーラーが涼しくてうれしかった」「運動して暑いから、あった方がいい」などと話していました。
スポットクーラーが「万が一の備え」にも
一方、梅雨が明けても大雨などのリスクは高いままです。毘沙門台小学校も、土砂災害や洪水などの緊急避難場所に指定されていて、スポットクーラーが、万が一の備えとしても役立ちます。
広島市教育委員会 長澤真二施設課長
「エアコンと比べると、全体を冷やす効果は劣っても、クールダウンには一定の効果がある。学校で活用してほしい」

広島市は今後、国の交付金を活用して、体育館にエアコンを設置する計画ですが、全ての学校で完了するのは、2033年度を予定しています。その間スポットクーラーが重要な役割を担います。




















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