平和公園の原爆供養塔に納められた、名前が分かりながらも引き取り手のない遺骨の遺族をさがすため、全国の自治体に「納骨名簿」が発送されました。

原爆供養塔には、およそ7万人の遺骨が納められており、広島市は名前の分かる遺骨の名簿を毎年全国に発送しています。ことしは、初めて市内の寺に安置されていた3人を含む816人の名前が掲載されています。

広島市は去年、骨つぼに残された「遺髪」のDNA型鑑定で遺骨を返還できたことから、40年ぶりにすべての骨つぼを総点検しました。名簿には、▽遺髪が残る52人に黒い丸を表示し、名前の誤記や住所漏れなどが判明した37人は修正して傍線を入れています。

「納骨名簿」は、全国およそ2000か所に送付され、7月10日から、公開されます。