RCCラジオでは6月、『聴いてAction! 防災・減災プロジェクト』と題して、大雨や台風など自然災害に対する日頃の備えを呼びかけています。
今回の『おはようラジオ』ゲストコーナーには、ライオンズクラブ336-C地区の宮本浩二さんにお越しいただき、地域に根ざした防災・減災への取り組みについてお話を伺いました 。

世界最大のボランティア団体「ライオンズクラブ」と「336-C地区」とは?
MC)「ライオンズクラブ」という言葉はよく耳にしますが、改めてどのような団体なのか教えていただけますか?
宮本さん) ライオンズクラブは、世界205の国と地域に約140万人の会員を持つ、世界最大のボランティア団体です 。「We Serve(我々は奉仕する)」という精神のもと、それぞれの地域社会のニーズに応じた様々な活動を行っています。
MC)世界に140万人とはすごいスケールですね。その中で「336-C地区」というのは、どのあたりの地域を指すのでしょうか?
宮本さん)ライオンズクラブ国際協会では日本を8つの「複合地区」、さらに35の「地区」に分けて運営しています。
そのうち「336-C地区」は広島県全域を担当しており、県内76クラブ、約2,770人の会員で構成されています 。
ボランティアを支える「後方支援」と、500人分の充実した災害備え
MC)広島県内でも様々な活動をされていると思いますが、具体的にはどのような防災対策をされているのですか?
宮本さん) 近年は自然災害が多発していますので、事前の備えを非常に重視しています 。例えば、災害時に全国から駆けつけるボランティアの方々の「後方支援」がスムーズにできるよう、専用の備蓄庫を設置しています 。
💡 備蓄庫に配備されている主な資機材(約500人分を想定)
スコップ、一輪車、蓄電池、ブルーシートなど(ボランティア活動用資機材)
毛布(身をくるむための基本資材)
炊き出し用機器(温かい食事を提供するための設備)
災害用トイレ、シャワーブース(衛生面を保ち、体をさっぱりさせるための設備)
宮本さん)いざという時にこれらの資機材を迅速に提供し、炊き出しやシャワーなどの設置を行うことで、被災地やボランティアの皆様の生活をサポートできる体制を整えています 。
広島県内23市町「すべての社会福祉協議会」との連携体制が完了
MC)災害が起きた際、避難先やボランティアの窓口として重要な役割を果たすのが「社会福祉協議会(社協)」ですが、そちらとの連携も進んでいるそうですね 。
宮本さん) はい。私たちは6年前から地元の社会福祉協議会との協定締結を進めてまいりました 。そして今月6月2日に安芸太田町社会福祉協議会との協定が完了したことで、ようやく広島県内23市町すべての社会福祉協議会との連携体制を築くことができました。
MC)県内すべての社協とつながったというのは、いざという時に心強いですね。
宮本さん) ありがとうございます。この緊密な連携体制を活かし、災害時だけでなく平常時におきましても、地域の福祉向上を目指して一緒に活動を続けさせていただいています。
県内の豪雨災害や能登半島地震でも発揮された迅速な支援行動
MC)実際に、近年の災害でもライオンズクラブの皆様が活躍された事例があると伺いました 。
宮本さん)記憶に新しいところでは、広島県内での豪雨災害発生時や、能登半島地震(能登の震災)におきましても、当クラブのメンバーが被災地へ直接駆けつけました。現地では、人的な支援活動や必要とされる物資の提供など、多方面にわたるサポート活動を現在も行っております。
最後に、ラジオをお聞きの皆さんにメッセージ
宮本さん)ライオンズクラブは、これからも地域社会に寄り添い、皆様の安心・安全な暮らしを支える活動を続けてまいります。
今後とも、私たちの活動にご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

MC)災害はいつどこで起きるかわかりません。だからこそ、地域にこのような心強いネットワークがあることを知り、私たちも日頃からの備えを意識していきたいですね。本日のゲストは、ライオンズクラブ336-C地区の宮本浩二さんでした。ありがとうございました!
※2026年6月16日RCCラジオ「本名正憲のおはようラジオ」より
RCCラジオでは、雨の季節に、いろいろな番組でパーソナリティや気象予報士がふだんからの災害への備えを呼びかける「Life 聴いてAction!防災・減災プロジェクト」を6月1日~30日まで展開しています。
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