JR西日本は500系新幹線について、来年1月に定期運転を終了し、来年7月に引退させると発表しました。およそ30年の歴史に幕を下ろします。

現在、新大阪ー博多間で「こだま」として運行されている500系。JR西日本は、来年1月13日に定期列車での運行を終了すると発表しました。その後は臨時列車として走りますが、7月には引退します。

500系の原点 試験列車「WIN350」

JR西日本は1990年代、最高時速300キロの次世代新幹線を開発していました。必要なデータを集めるのが、高速試験列車「WIN350」でした。

空気抵抗をぎりぎりまで切り詰めたパンタグラフなど、さまざまな困難を克服して500系は開発されました。

1997年デビューも 2010年には東海道新幹線の乗り入れ廃止

こうして1997年3月に16両編成でデビューした新幹線「500系」。当時の営業速度としては、世界1位タイとなる時速300キロで運転し、新大阪ー博多間を2時間17分で結んでいました。同年11月には東海道新幹線への乗り入れも開始しました。

その後、N700系の運用開始などを背景に、2008年頃には8両編成への改造が始まり、2010年以降は山陽新幹線内だけで運用され、今に至ります。

引退までの間、ファンに向けたさまざまな特別企画が予定されているということです。