来店した客がいわゆる"サポート詐欺"に巻き込まれていると見破り、被害を未然に防いだとして、広島県警 廿日市警察署は21日、セブンイレブン廿日市陽光台店でアルバイトとして働く大学生・守友悠真さん(21)に感謝状を贈呈しました。
4月11日午後7時ごろ、レジスタッフとして働いていた守友さん。そこに1人の高齢男性がやってきました。
入店した男性は、そのままレジに直行。守友さんにこう尋ねました。
「Googleのギフトカードはどこ?」

感謝状を受け取る守友悠真さん
かなり焦った様子の高齢男性。その手には、メモのような紙を持っていたといいます。
さらに男性は「買い方が分からんけ、一緒に見てくれないか」と依頼。守友さんが同行しながら売り場への案内することになりました。
上限額いっぱいの「5万円」

未然防止の舞台 セブンイレブン廿日市陽光台店
男性は購入1回あたりの上限額である、5万円のGoogleギフトカードの購入を希望していました。
セブンイレブン廿日市陽光台店の白上睦人 店長(38)によると、ギフトカードの購入者層は老若男女幅広く、高齢者が購入することも珍しくないということです。
しかし、守友さんは男性と会話するなかで、「詐欺かもしれない」と不審に思ったといいます。
「5万円急に必要になって...」

感謝状贈呈後の記念撮影
守友さん「5万円は何に使われますか?」
高齢男性「いや、ちょっと急に必要になって」
守友さん「え、どういうことですか?」
高齢男性「家でパソコンを使っていたら、画面に電話番号みたいなのが急にポンっと出てきて」
守友さん「はい」
高齢男性「そこに電話して『必要になりました』みたいに言われました」
守友さんは「これは詐欺だ」と確信しました。
迷わず警察へ110番

広島県警 廿日市警察署の川﨑哲彦 署長
守友さんはすぐに「男性が詐欺に遭われているかもしれません」と110番通報。5万円の詐欺被害を未然に防ぐことができました。
警察官が駆けつけるまでの約15分間。男性も冷静さを取り戻したのか「確かにちょっと怪しかったかもしれない」「電話対応がマイクロソフト社員を名乗る人物で外国人のような話し方だったので信じてしまった」と話していたということです。
「焦る中でも冷静に対応できた」

取材に応じる守友悠真さん(右側)と白上睦人 店長
詐欺被害を未然に防げたことについて守友さんは「男性が来られたときは少し焦った。焦った中でも冷静な対応ができてよかったと思う」と当時を振り返ります。
白上店長は「守友さんはお客様を第一に考える、一番信頼できる従業員。今回のことを他の従業員にも共有して、また未然に防げるよう、体制を整えていく」と話しました。
セブンイレブン廿日市陽光台店はこの1ヶ月後にも詐欺被害を未然に防いでいて、廿日市警察署から再度、感謝状が贈呈される予定です。










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