広島県府中市の里親が、当時1歳の男の子を踏みつけるなどして暴行の罪に問われた裁判が24日、広島地裁福山支部で開かれました。検察は拘禁刑1年2か月を求刑し、弁護側は執行猶予を求め結審しました。

暴行の罪に問われているのは、無職の工藤寿悦被告(31)です。

起訴状などによりますと、工藤被告は去年9月、特別養子縁組の前準備として、同居していた当時1歳の男の子に対して、自宅で顔を足蹴りし踏みつけるなどの暴行を加えたとされています。

検察側「極めて悪質」弁護側「精神的に不安定だった」

広島地裁福山支部

24日開かれた裁判で、検察側は「将来への不安や育児・家事のストレスのはけ口として日常的に多数回暴行を加えた極めて悪質な事案。『しつけ』と呼べるものではない」と指摘し拘禁刑1年2か月を求刑しました。

一方、弁護側は、工藤被告が4年ほど前からうつ病を患っていたことなどから「精神的に不安定だった」とし、執行猶予付きの判決を求めました。

判決は3月13日に言い渡される予定です。