16日、広島県東広島市の住宅で会社役員の男性が殺害された事件です。男性のやけどの状況などから、火災発生時には男性が生きていた可能性が高いとみられていることがわかりました。

この事件は、16日未明、東広島市黒瀬春日野の住宅の裏庭で、男性が首を刃物で刺され、死亡しているのが見つかったものです。

警察は18日、DNA型鑑定の結果、遺体がこの家に住む会社役員の川本健一さんだと発表しました。

近くに住む人
「荒々しい言葉ではなく優しい言葉という感じの人ですね。明るいですよ」
近くに住む人
「(川本さんは)優しそうな方ですよ。(リフォームしてもらった際)丁寧に説明された、丁寧な方。近くでこんな事件が起きるなんて信じられない」

事件当時、住宅では火災 川本さんには火傷も

現場の住宅では当時、火災が起き、川本さんは体にやけどを負っていました。

捜査関係者によりますと、やけどの状況などから、火災が起きた時には川本さんは生きていた可能性が高いとみられていることがわかりました。

川本さんの首には、主にのどのあたりに複数の傷があり、警察によりますと、死因は「首を刺されたことによる失血死」でした。

川本さんは50代の妻と2人暮らしで、妻も煙を吸ったほか、顔に火傷を負い、頭からも血が出る怪我をしていたということです。

「すごく面倒見のいい人だった」

殺害された川本さんは住宅のリフォーム会社を経営。妻も勤務していたということです。

川本さんを知る人
「(夫婦は)従業員を呼んでバーベキューをやったりとかいうのはやったりしてましたね」

長年、付き合いのあった業者からの評判もよかったようです。

付き合いのあった業者
「(バーベキューなどは)私たちは完璧お呼ばれで。孫も連れていってから、遊ぶ場所も作ってくれるので、遊ばせて私たちはお酒を飲んで、なすごく面倒見のいい人」

目立ったトラブルもなかったといいます。

付き合いのあった業者
「良い車に乗っているが、あれは趣味の魚釣りを楽しむために買った車。あとは真面目に働いていた。仕事も多かった。揉めることも無かったとは思う」

妻は警察に対し、「包丁を持った若い男に火を付けられた」などと話していて、警察は殺人と放火事件として捜査本部を設置。現場に油のような成分がないかどうか鑑定を行うとともに、現場周辺の防犯カメラを収集するなど、犯人の足取りを追っています。