気象庁は17日、「北・東日本太平洋側と西日本の少雨に関する全般気象情報」を発表しました。東日本太平洋側と西日本では2025年11月中旬から、北日本太平洋側では1月上旬から、降水量の少ない状態が続いています。この状態は、今後も1か月程度は続く見込みです。農作物や水の管理等に十分注意してください。記録的な少雨となった2025年には、冬から春にかけて大規模な林野火災が全国的に多く発生しました。火の取り扱いに十分注意してください。

※「少雨に関する気象情報」とは
2026年1月から、気象庁は消防庁及び林野庁とともに、​記録的な少雨時において火の取り扱いに対する注意喚起を行う新た​な取組を開始しました。
林野火災予防ポータルサイト

降水量が1946年の統計開始以降 最小のところも

東日本太平洋側と西日本では2025年11月中旬から、北日本太平洋側では1月上旬から、低気圧の影響を受けにくく、降水量の少ない状態が続いています。西日本日本海側と西日本太平洋側では、1月の降水量平年比がそれぞれ41%、9%となり、1946年の統計開始以降1月として1位の少雨となりました。

【今後の見通し】
東日本太平洋側と西日本では今後も1か月程度は低気圧の影響を受けにくく、降水量の少ない状態が続く見込みです。また、北日本太平洋側では今後1か月程度はほぼ平年並の降水量が予想されますが、これまでの少雨の状態が解消される可能性は小さいでしょう。

【防災事項】
農作物や水の管理等に十分注意してください。記録的な少雨となった2025年には、冬から春にかけて大規模な林野火災が全国的に多く発生しました。火の取り扱いに十分注意してください。

<気象官署及び特別地域気象観測所>
降水量(11月11日から2月16日まで)(速報値)
降水量 総降水量平年比 
前橋 9.5ミリ 10% 
東京 59.5ミリ 28% 
静岡 100.0ミリ 33% 
名古屋 80.0ミリ 42% 
大阪 91.0ミリ 51% 
奈良 82.0ミリ 44% 
岡山 27.5ミリ 21% 
広島 60.5ミリ 34% 
高松 30.0ミリ 21% 
高知 29.0ミリ 11% 
福岡 114.0ミリ 48% 
大分 34.5ミリ 20% 
宮崎 89.5ミリ 34% 
鹿児島 115.0ミリ 39% 

23⽇頃から全国的に⾬や雪

23⽇(月)は、前線が⽇本海から北⽇本付近を通過し、東日本や北日本では、雨や雪が降るでしょう。24⽇(火)から26日(木)頃は日本付近が気圧の谷となり、広い範囲で雨や雪が降る見込みです。

【画像で確認】雨の降り方シミュレーション