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リーグ3連覇の立役者、田中広輔内野手が17日、現役引退を表明した。以下は報道陣とのやりとり。場所はマツダスタジアムの施設内。

田中選手:本日はお集まりいただきありがとうございます。私、田中広輔、引退することに決めました。12年間ありがとうございました。
--決断に至った経緯は?
もちろん現役続行を考えながら動いていた反面、やっぱり自分の年齢、これだけプロでプレーしてたので、自分がどういう状況に置かれているかっていうのも理解はしていたので、年内で辞めるという決断はしていました。
--現役続行を目指している中、NPBへのこだわりがあった?
基本はNPB一本。それ以外でプレーすることは考えていなかった。
--年内を一区切りにした?
自分のやってきた経験上、「まだやれる」っていう思いももちろんあったんですけど、気持ちだけじゃできないっていうのも理解はしている。そういったものも踏まえて決断をしました。
--ご家族含め色んな方に相談されたと思う。決断に影響したなどは?
相談した人の中には、「もういいんじゃないか」「十分やったんじゃないか」っていう声をかけてくれる方もいたので、「まあそれもそうだよな」と思いながら。僕自身、12年間本当に勝つこと、チームのためにと思いながらやってこれたので、それに対して悔いはないし、後悔もないので、もうなかったらきっぱり辞めると元々そう決めていたので。
--ご家族からの反応は?
「続けるなら応援する」っていう形でした。辞めると言った時は、「本当にお疲れ様」と。
--地元(神奈川)の方には伝えられましたか?
両親とか、今までお世話になった方には連絡はしました。
■「野球に対して手を抜かなかった」
--年内での決断、発表という形で今日(1月17日)のタイミングになったのは?
まず、最初に報告するのが松田オーナーだと思っていたので、挨拶に行けるタイミングが今年(2026年)になってしまったという形です。
--最近だとInstagramなどで発表する形もある中、記者を集めての発表というのは?
(記者の)皆さんに、現役中、生意気で迷惑をかけた部分もありますし、プロとして発信するのはやっぱり、しっかりとメディアの皆さんを通してするのが僕はいいのかなと思ったので。球団に言ったらこの場を設けていただいたので、こういう形になりました。
--NPBという選択肢を除けば、いくつかオファーがあったと思いますし、気持ちの揺らぎは?
ないですね。それほどやり込んだというか、僕自身やったので。他でプレーするという考えはなかったですね。
--こういう決断をして改めて最終戦でカープのユニフォームを着て試合に出た、あの試合は?
本当にありがたかったですし、一生懸命やってきてよかったなって本当に思いました。
--一区切りつけて、プロとして誇れる部分はありますか?
野球に対して本当に手を抜かなかったこと。どうやって生き残っていくかっていうのを常に考えながらやってこれたのは、誇れること。成績に関しては満足してるところはないですけど、そういうところでやってこれたのは、よかったのかなと思ってます。
■今後については
--今後については?
まだ未定というか、時間もできたので、ゆっくり考えながら過ごしていきたいなと思ってます。
--年が明けてから体を動かしたりは?
動かしてはいたので。でも、気持ちの持ちようが違うので、今は本当に肩の荷が下りたというか、気持ちよく体を動かせてます。
--堂林選手や秋山選手と話したことは?
2人には事前に連絡もしてるし、その前から色んな話をしてるので。今日初めて顔を合わせたので、挨拶というか。
--新井監督とも?連絡しました。ずっと話をしていたので、「もう後悔はしないんだな」っていうやり取りでした。
--トライアウトは受けていなかったと思いますが、その意図や思いは?
今はいろんな形でプレーしている姿を見せられますし、その時点で色んな話もあったので、そこで受けるっていうことはしなかったです。最終戦で試合に出て皆さんにユニフォーム姿を見せる機会を設けてもらったので、それで十分かなと思ったので。

--NPB以外の独立リーグなどからのオファーは?
元々僕がNPBと言っていたので、数は多くはきていませんけど、その中でも声をかけてくださる方もいたので、本当にありがたいなと思ってます。
--今後、コーチなどの選択肢は?
それも今から考えたいなと思ってます。
--広島を拠点に考えていく感じですか?
息子も小学校通ってますし、とりあえずは広島を拠点に動こうかなと思ってます。
--野球に関わりながらという考えは?
もちろん頭に入れながら。ただ、本当に時間ができたので、その時間を有効に使いたいなと思ってます。
■納会での涙の理由 1番の思い出は
--どんなプロ野球人生でしたか?
自分が思っている以上に充実したというか。優勝も3回したし、そういった中で充実した。やってる時は、ほぼほぼ辛かったですし、野球を楽しくっていう考えは持てなかったので。そういう考えを持っていたら違う結果になっていたんだろうなと思いながら。でも、本当にいい12年間でした。
--納会の時の涙が印象的でしたが、改めてあの時の気持ちと後輩・カープへの思いを。
まさか撮られてると思ってなかったんですけど(笑)。みんなといい時も悪い時も経験してきたので、最近のカープのこととかも考えながら挨拶をしようかなと思ったら、ああいう形になってしまった。でも伝えたいことは伝えようと思ってたので、もしそれを聞いて何か感じ取って行動が変わったりしてくれたらいいなと思うし、まだまだカープはこんなもんじゃないよっていうのを見せてほしいなと思ってます。
--1番の思い出は?
優勝したりとかWBCに出たりとか、たくさんいい思いをしているんですけど、やっぱりフルイニング(連続試合全イニング出場)が途切れた試合ですかね。それが僕の中でターニングポイントというか、一番の強みだったところが崩れた時だったので、そこは一番思ってます。

「仕事ください」と報道陣に冗談を言って去った田中広輔さん
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