広島市の中心部に時を告げてきた大きな時計が、先月から動かなくなっています。故障とみられていますが、復旧のめどは立っていないということです。
通行人
「(時計がいま止まってますが?)そうなんですか?いつの間に…ホントだ。クリスマスの時にツリーが点灯してるじゃないですか、あのときに鳴ってるイメージ」
「気づいてました。いつも動いていたはずなんで…紙屋町のシンボルのひとつが、無いので、さみしさを感じる」
広島市中区の基町クレドにある大きな時計。高さ7・2メートル幅3・2メートルで、時計と天体時計、そしてカリヨンと呼ばれる複数の鐘を組み合わせた楽器が、正時と30分に演奏する仕掛けでした。
1994年、基町クレドの誕生から30年にわたって周辺に時を告げてきました。時計を管理するNTT都市開発中国支店によりますと、3月上旬に施設担当のスタッフが巡回中に止まっているのを見つけました。故障の詳しい原因についてはわかっていません。時計が設置されてからかなりの年数が経ち、修理に必要な部品が入手できなくなっていて、修理のメドはたっていないといいます。
通行人
「お休みなんでしょう…寂しいかな。楽しく鳴っていたら楽しいかな」
「直せるものなら直して、もう一回昔の動いていた形であればいいなと」
「また鳴ってほしいです」
NTT都市開発には、時計に関する問い合わせも寄せられているといことで、「想像以上に皆さまの日常に時計が溶け込んでいたのだと感じており、ご不便をおかけし申し訳ございません。今後の再始動に向けて引き続き検討してまいります」と、コメントしています。
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