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「鶴を届けたけぇの」 ノーベル平和賞受賞の日本被団協・箕牧智之さん 授賞式のため “銅板の折り鶴” 制作した高校生たちへお礼に「ノーベルチョコ」渡す 広島

日本被団協代表委員の箕牧智之さんが、ノーベル平和賞の授賞式のために銅板の折り鶴を制作した高校生たちを訪ね、感謝の気持ちを伝えました。箕牧さんは生徒2人に、お土産としてノーベル賞のメダルをかたどったチョコレートを渡しました。

日本被団協 箕牧智之代表委員
「この前ありがとう。鶴を届けたけえの」

広島市中区にある、広島みらい創生高校を訪れた箕牧さんは、銅板の折り鶴を制作した生徒2人に、お土産としてノーベル賞のメダルをかたどったチョコレートを渡しました。

銅板の折り鶴は、銅板と金・銀にメッキされた鶴が5セット制作され、ノーベル賞委員会のフリードネス委員長らに贈られました。

ふたりは厚さ0・1ミリの銅板を工具で制作し、光沢が出るよう丁寧に磨いて仕上げました。

広島みらい創生高校 桒元陽さん
「ノーベル平和賞という、世界的にも大きな賞にたずさわれて、貴重な経験をさせていただいた」

広島みらい創生高校 白井翔希さん
「今続いている戦争に対して、あらためた考え方をしてほしいと思う」

桒元さんはあす卒業ですが、下級生の白井さんは「機会があれば、ことしも折り鶴を制作したい」と話していました。

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