ユネスコ「世界の記憶」の登録を目指している被爆直後の写真や映像を紹介する企画展が28日、原爆資料館で始まりました。
展示されているのは、広島市とRCCなど新聞・放送の5社が申請している1945年12月末までに撮影された写真と映像です。RCCが申請したのは、日本映画社が被爆から2か月後に撮影した110分の記録フィルムです。
力なく横たわる被爆者や破壊された都市の姿などを、まとまった形で後世に伝える貴重な映像です。企画展では、地上から撮ったきのこ雲や被爆直後の負傷者、街の様子を捉えた写真などおよそ140点が展示されています。
名古屋市から
「あまり見たことがなかったんで、想像以上にすごい被害。母親になったばっかりだったので、胸に来るものがありました」
原爆資料館 小山亮学芸員
「(視覚的資料は)原爆被害の悲惨さを目で見て分かりやすく伝える性質をもっている。この機会に是非多くの人に見てもらいたい」
企画展は、9月16日まで開催されています。
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