福山空襲から80年を迎え、広島県福山市が体験者の証言をまとめて制作した映像が完成しました。

映像は高齢化する体験者の証言を映像として残すため、RCCが福山市の事業を受託し、制作したものです。

14日は、福山市人権平和資料館で完成上映会が開かれました。

提供:福山市

当時11歳 近藤茂久さん(92)(完成した映像より)
「周りの泣き声と叫び声でね、本当阿鼻叫喚と言うが、これを言うんだろうなと思った」

1945年8月8日の福山空襲では、市街地の8割が焦土となり355人が犠牲となりました。

忘れられない焼けた町のにおい

提供:福山市

空襲当時7歳だった森近静子さん(88)は、焼けた町のにおいを鮮明に覚えています。

森近静子さん(88)
「生焼けのにおい。どこもかしこもね。(においは)鼻ではなく脳に残っていました」

このほか、三蔵稲荷神社の石川紘彦宮司や疎開中だった小林克也さんの体験も収録されています。

上映会に参加した市民らは真剣な表情で見入っていました。

この映像は福山市の公式YouTubeから視聴できます。