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【大雪情報】再び「寒波到来」 2/17(月)~19(水)は「警報級大雪」も 気象庁が北・東・西日本対象に「強い冬型の気圧配置に関する情報」発表 週末にかけて寒波の影響長引くおそれ 雪のエリアはいつ・どこで?【2/21(金)までの降雪シミュレーション】

17日から次第に冬型の気圧配置が強まる 荒れた天気や大雪に

来週は日本列島には再び強い寒気が流入し、影響が長引く寒波となる見込みです。すでに気象庁は「強い冬型の気圧配置に関する全般気象情報」を発表しています。17日から日本付近は次第に冬型の気圧配置が強まり、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に荒れた天気や大雪となる所があるとして注意を呼びかけるものです。

[気象概況]
 17日は気圧の谷が日本付近を通過して、次第に冬型の気圧配置が強まる見込みです。日本の上空には強い寒気が流れ込み、19日頃にかけて日本付近は強い冬型の気圧配置となるでしょう。
 その後も、日本の上空には強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が続く見込みです。

[防災事項]
 17日から、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に荒れた天気や大雪となる所があるでしょう。大雪による交通障害や農業施設への被害、ふぶきや吹きだまりによる交通障害、なだれに注意してください。
 なお、冬型の気圧配置の強まりや寒気の程度等によっては、17日から18日にかけて大荒れとなるおそれがあり、19日頃にかけて東日本の日本海側を中心に警報級の大雪となるおそれがあります。

【詳しく確認】雪の降るエリア・タイミングは?降雪シミュレーション(2月21日(金)まで)

立春寒波と比較 寒波の影響受ける「長さ」は同じくらい続くおそれ

週間天気支援図(2月15日発表資料)

 気象庁が発表している「週間天気予報」や「2週間気温予想」の予報資料をみると、地上の気温を大きく左右する上空下層(1500メートル)の気温は、来週は東日本や西日本では平年を大きく下回る予想となっています。
 今季「最強・最長寒波」と連日大きく報道された、前回の“立春寒波”に比べると、館野の上空(東日本)ではより強い可能性があります。

2週間気温予測資料(2月15日発表)

一方で、福岡の上空(西日本)の気温は立春寒波ほどの強さはなく、寒気の強さ的には一段弱いレベルの寒気です。平年の気温そのものも立春寒波の頃と比べるとだんだんと高くなっていく時期ですので、西日本では前回ほどではなさそうです。
 ただし、この時期としてはかなり強い寒気であることに違いはないほか、寒気が入り続ける「長さ」でいうと、2週間気温予想のグラフを見てもわかるとおり、東日本や西日本では前回の立春寒波と同じかそれよりも長く、平年よりもかなり気温が低い期間が続くことがわかります。寒波の影響は長引くおそれがあります。

この時期として“10年に一度”レベルの「低温」「大雪」への注意情報も発表

気象庁は北日本、東日本、西日本の各地域に「低温と大雪に関する早期天候情報」や「低温に関する早期天候情報」を発表しています。

冬型の気圧配置が強まり寒気の影響を受けやすくなるため、19日頃からは気温がかなり低くなる見込みだとしています。また、18日ごろからは日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があるとしています。農作物の管理や水道管の凍結に注意するとともに、除雪などの対応に留意するよう呼びかけています。

「かなりの低温」
 関東甲信(2/19頃から)
 北陸(2/19頃から)
 東海(2/19頃から)
 近畿(2/19頃から)
 中国(2/19頃から)
 四国(2/19頃から)
 九州北部(2/19頃から)
 九州南部・奄美(2/19頃から)
 沖縄(2/19頃から)

「大雪」
** 東北日本海側(2/19頃から)
 長野県北部・群馬県北部(2/19頃から)
 北陸(2/19頃から)
 岐阜県山間部(2/19頃から)
 近畿日本海側(2/19頃から)
 山陰(2/19頃から)**

各地域に発表された「低温・大雪」に関する早期天候情報の詳細は

大雪に関する早期天候情報(東北地方)
令和7年2月13日14時30分 仙台管区気象台 発表

東北日本海側 2月19日頃から 大雪
大雪の基準:5日間降雪量平年比 182%以上

 東北地方では、18日頃から冬型の気圧配置が強まるため、東北日本海側
を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。
 農作物の管理等に注意するとともに、除雪などの対応に留意してください
。また、今後の気象情報等に留意してください。
<参考>
この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。
地点 平年値
五所川原 24センチ
青森 23センチ
弘前 31センチ
酸ケ湯 56センチ
鷹巣 24センチ
秋田 12センチ
横手 31センチ
矢島 27センチ
酒田 9センチ
新庄 24センチ
山形 11センチ
米沢 32センチ
若松 14センチ
只見 47センチ
むつ 16センチ
十和田 19センチ
盛岡 9センチ
湯田 40センチ
北上 16センチ
川渡 19センチ
古川 7センチ
新川 17センチ

低温と大雪に関する早期天候情報(関東甲信地方)
令和7年2月13日14時30分 気象庁 発表

関東甲信地方 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.6℃以下
長野県北部・群馬県北部 2月19日頃から 大雪
大雪の基準:5日間降雪量平年比 188%以上

 関東甲信地方の気温は、向こう4日間程度は高いですが、その後は冬型の
気圧配置が強まり寒気の影響を受けやすくなるため、2月19日頃からかな
り低くなる見込みです。また、2月18日頃からは長野県北部・群馬県北部
を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。
 交通障害や除雪などの対応に留意するとともに、農作物の管理や水道管の
凍結等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
<参考>
この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。
地点   平年値
藤原   45センチ
みなかみ 40センチ
草津   27センチ
野沢温泉 45センチ
信濃町  31センチ
飯山   36センチ
小谷   36センチ
白馬   28センチ
長野    8センチ
大町   22センチ

低温と大雪に関する早期天候情報(北陸地方)
令和7年2月13日14時30分  新潟地方気象台 発表

北陸地方 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.7℃以下
北陸地方 2月19日頃から 大雪
大雪の基準:5日間降雪量平年比 237%以上

 北陸地方の気温は、向こう4日間程度は平年並か高いですが、その後は強
い寒気が流れ込むため低く、19日頃からはかなり低くなる見込みです。ま
た、冬型の気圧配置が強まるため、18日頃からは降雪量がかなり多くなる
可能性があります。
 農作物の管理等に注意するとともに、水道管の凍結や除雪などの対応に留
意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
<参考>
この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下のとおりです。
地点 平年値
相川 4センチ
新潟 7センチ
津川 30センチ
長岡 24センチ
守門 46センチ
高田 20センチ
関山 46センチ
津南 50センチ
伏木 10センチ
富山 12センチ
砺波 18センチ
猪谷 32センチ
輪島 6センチ
七尾 7センチ
金沢 8センチ
白山河内 23センチ
福井 8センチ
九頭竜 34センチ
敦賀 5センチ
小浜 8センチ

各地域に発表された「低温・大雪」に関する早期天候情報の詳細は(東海・近畿・中国地方)

低温と大雪に関する早期天候情報(東海地方)
令和7年2月13日14時30分 名古屋地方気象台 発表

東海地方 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.6℃以下
岐阜県山間部 2月19日頃から 大雪
大雪の基準:5日間降雪量平年比 219%以上

 東海地方の気温は、向こう4日間程度は平年並か高いですが、その後は強
い寒気が流れ込むため低く、19日頃からはかなり低くなる見込みです。1
8日頃からは、岐阜県山間部を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があり
ます。
 交通障害や除雪などの対応に留意するとともに、農作物の管理や水道管の
凍結等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
<参考>
この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下の通りです。
地点 平年値
白川 37センチ
高山 13センチ
長滝 24センチ

低温と大雪に関する早期天候情報(近畿地方)
令和7年2月13日14時30分 大阪管区気象台 発表

近畿地方 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.5℃以下
近畿日本海側 2月19日頃から 大雪
大雪の基準:5日間降雪量平年比 308%以上

 近畿地方の気温は、向こう4日間程度は平年並か高いですが、その後は強
い寒気が流れ込むため低く、19日頃からはかなり低くなる見込みです。1
8日頃からは、近畿日本海側では降雪量がかなり多くなる可能性があります

 交通障害や除雪などの対応に留意するとともに、農作物の管理や水道管の
凍結等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
<参考>
この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下の通りです。
地点 平年値
柳ケ瀬 23センチ
今津 15センチ
彦根 4センチ
峰山 11センチ
舞鶴 7センチ
香住 8センチ
豊岡 10センチ
和田山 10センチ

低温と大雪に関する早期天候情報(中国地方)
令和7年2月13日14時30分 広島地方気象台 発表

中国地方 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.4℃以下
山陰 2月19日頃から 大雪
大雪の基準:5日間降雪量平年比 311%以上

 中国地方の気温は、向こう4日間程度は平年並か高いですが、その後は強
い寒気が流れ込むため低く、19日頃からはかなり低くなる見込みです。1
8日頃からは、山陰を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。
 交通障害や除雪などの対応に留意するとともに、農作物の管理や水道管の
凍結等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意してください。
<参考>
この期間の主な地点の5日間降雪量の平年値は、以下の通りです。
地点 平年値
西郷 5センチ
松江 4センチ
横田 18センチ
赤名 21センチ
瑞穂 12センチ
弥栄 10センチ
境 4センチ
米子 5センチ
倉吉 7センチ
鳥取 7センチ
大山 39センチ
智頭 16センチ
上長田 27センチ
千屋 19センチ
津山 2センチ
高野 25センチ
八幡 26センチ
大朝 14センチ

各地域に発表された「低温」に関する早期天候情報の詳細は(四国・九州・沖縄)

低温に関する早期天候情報(四国地方)
令和7年2月13日14時30分 高松地方気象台 発表

四国地方 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.5℃以下

 四国地方の気温は、向こう4日間程度は平年並か高いですが、その後は強
い寒気が流れ込むため低く、19日頃からはかなり低くなる見込みです。
 農作物の管理や水道管の凍結等に注意してください。また、今後の気象情
報等に留意してください。

低温に関する早期天候情報(九州北部地方(山口県を含む))
令和7年2月13日14時30分 福岡管区気象台 発表

九州北部地方(山口県を含む) 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.7℃以下

 九州北部地方(山口県を含む)の気温は、向こう4日間程度は、平年並か
高いですが、その後は強い寒気が流れ込むため低く、18日頃からはかなり
低くなる見込みです。
 農作物の管理や水道管の凍結等に注意してください。また、今後の気象情
報等に留意してください。

低温に関する早期天候情報(九州南部・奄美地方)
令和7年2月13日14時30分 鹿児島地方気象台 発表

九州南部・奄美地方 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.7℃以下

 九州南部・奄美地方の気温は、向こう4日間程度は平年並か高いですが、
その後は強い寒気が流れ込むため低く、18日頃からはかなり低くなる見込
みです。
 農作物の管理等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意して
ください。

低温に関する早期天候情報(沖縄地方)
令和7年2月13日14時30分 沖縄気象台 発表

沖縄地方 2月19日頃から かなりの低温
かなりの低温の基準:5日間平均気温平年差 -2.5℃以下

 沖縄地方の気温は、向こう3日間程度は平年並ですが、その後は強い寒気
が流れ込むため低く、19日頃からはかなり低くなる見込みです。
 農作物の管理等に注意してください。また、今後の気象情報等に留意して
ください。

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