原爆投下前後の広島の様子を疑似体験できるVR=バーチャルリアリティ・ゴーグルが東京でお披露目されました。
先月、東京都武蔵野市で開催された平和首長会議の国内総会の会場にVRゴーグルが用意されました。
着用すると爆心地近くの被爆前の中島地区や被爆後の元安橋付近、相生橋の様子が目の前に広がり360度を見回すことができます。尺は5分間です。
ゴーグルを着用した東村山市 渡部尚市長
「すごいですねやっぱり」「うわうわうわ川の中」「黒い雨」
親子連れの母親
「主人公になれる。推し量ることしかできないが、想像していることよりも現実に近づける。自分がもしこうだったらということが疑似体験できるツールかなと」
このVRゴーグルは広島市が去年8月から国内の自治体や学校などに貸し出しています。担当する平和推進課によりますと来年度に向けて各地の自治体から問い合わせが相次いでいます。
VRゴーグルは現在10台ありますが来年度さらに20台増やす予定です。
また英語やスペイン語など6か国語に対応していて3月にニューヨークで開催される核兵器禁止条約締約国会議の会場にも体験コーナーが設けられます。
広島市ではVRゴーグルをきっかけに広島を訪れて平和について深く学んでもらいたいとしています。
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