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「これ以上被害を出したくないと無我夢中だった」ウサギに暴行を加えた男を取り押さえた ウサギを愛する写真家夫婦に警察が感謝状 “小さな生き物でも命を大切に” 

今月、竹原市の大久野島でウサギが暴行された事件で、容疑者を取り押さえた夫婦に警察から感謝状贈られました。

感謝状が贈られたのは熊本県に住む写真家の中村隆之さんと麿矢さんです。今月21日、午後5時半ごろでした。2人は、大久野島で男がウサギを蹴る様子を目撃し、取り押さえました。男の関与は分かっていませんが島では去年11月下旬以降今月22日までに99匹の死んだウサギが確認されています。

中村隆之さん
「ここで取り押さえて、これ以上被害を出さないようにしたいって一心だったので、本当に無我夢中でした。これ以上被害を増やさなくて済むと、すごくホッとしました」

25年間にわたって島に通いウサギたちを見守り続けてきました。

中村麿矢さん
「捕まえたときは『なんで?』という気持ちが強くてやっぱり人間がしたんだ…と思って悲しかったです」

安堵ともに、怒りや悲しみもあったといいます。

中村隆之さん
「人間と動物は、同じ命でどんなに小さな生き物でもとにかく命を大事に思って欲しい」

中村麿矢さん
「人生の半分以上通っているので、うさぎのことを大事な子どもたちのように思っている。これからも大切にしていきたい」

『うさぎの島』として人気の大久野島ですが、2人は今後、人為的に傷つけられるウサギを増やさない環境づくりが必要だと訴えています。

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