30日正午ごろ、広島市安佐南区の道路の下に埋設された用水路で、作業員4人が、気分不良を訴える事故がありました。

警察と消防によりますと、30日正午ごろ、安佐南区緑井6丁目で「一酸化炭素中毒と思われる。4人が暗渠から出てこない」と通報がありました。

2人は自力で脱出していて、残る2人は駆け付けた消防隊に救助されました。

4人は20代から40代の男性で、気分不良を訴え市内の病院に搬送されていますが、全員意識はあり、命に別状はないということです。

警察によりますと、当時4人は、道路の下に埋設された用水路で、水の流れを良くするため、堆積していた土砂をエンジンポンプを使って除去する作業を行っていました。

この作業中に、エンジンポンプの排気ガスが充満し一酸化炭素中毒になった可能性があるということです。

警察は、当時の状況や作業の管理体制などを調べています。

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