今年で節目の30回目を迎えた全国男子駅伝(全国都道府県対抗男子駅伝)が19日、広島で開催され、長野が大会新記録となる2時間16分55秒をマーク。史上初の4連覇を達成しました。
中学生から社会人まで世代を超えたチーム編成だけでなく、日本トップレベルのランナーが集うことでも注目されるこの駅伝。
RCCラジオの生中継で解説者を務めた青山学院大学・原晋監督は、レース後に「楽しかったです。レースが白熱して激戦でしたよね。抜きつ抜かれつというところで、4区5区あたりまでどこが勝つかなと思わせるような。福島にしろ、宮城にしろチャンスはありましたよね。広島もノーチャンスではなかったなという印象があります。(優勝した長野の展開は)理想的でしょうね。ここ最近中学生の6区に力が必要。ここで長野は大きく引き離した。その前から高校3区間の激走、これがやっぱり光りました。5区佐々木(哲)くんの区間新記録のレース。あの選手をあそこに置ける長野の強さですよね。」とレースを総括しました。
そしてなんと言っても同一大学としては今大会最多となる7人がエントリーした青学勢も奮闘しました。
3区を走ったのは、箱根で3区区間4位の鶴川正也(熊本)と箱根5区で区間新を叩き出した若林宏樹(和歌山)。
それぞれ鶴川が区間2位の7人抜き、若林が区間4位の12人抜きと躍動しました。
さらにアンカーの7区では、3選手が力走。箱根7区を走った白石が宮城県勢として走ったほか、今年の箱根駅伝のエース区間2区で区間新の走りを見せた黒田朝日(岡山)は自身初となる7区でアンカーとして登場し、青学大主将・田中悠登(福井)より3秒早くたすきを受け取りました。8人を抜き区間3位となった黒田を筆頭に、箱根を盛り上げた青学大勢が広島でも沿道を大いに沸かせました。
なお、地元・広島県もアンカー菊地駿弥が区間賞の走りを見せ、4位でゴールテープを切りました。
大会結果はこちらからご確認頂けます
https://rcc.jp/ekiden/2025hiroshima/
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