広島選出で立憲民主党の宮口治子参議院議員が20日午後、離党届を提出しました。残りの任期は無所属で活動します。
宮口治子議員は河井案里氏の当選無効に伴う再選挙で4年前に当選。その後、立憲民主党に入りましたが、ことし7月の改選では同僚の森本真治議員が公認され、宮口氏は公認されませんでした。
宮口治子参院議員(離党届提出後のインタビュー)
「ここに残っても居場所がないというところを考えて判断させていただきました。有権者の皆さんが票を入れた気持ちを軽視されたんじゃないかなとキツい言い方かもしれないが、ちょっと残念でなりません」
離党の理由としては広島選挙区で立候補ができないこと、処遇について党から代案が示されなかったことを挙げました。
7月末までの残りの任期はどの会派にも属さず無所属で活動するとしています。それ以降のことは白紙としながらも政治家を続けたい意欲を示しました。また無所属で広島選挙区に出ることはないと断言しました。
参議院広島選挙区にはこれまで立憲民主党の森本氏のほか自民党新人の西田英範氏共産党新人の高見篤己氏が立候補を予定しています。
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