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「ゴキブリがどこに出るか予測するAIを作りたい」 高校生と知事が “AIを活用した未来” を語り合う 

AIを活用した広島の未来を考えようと、湯崎知事と高校生が語り合うイベントが広島市で開かれました。イベントには県内の4つの高校から7人が参加し、それぞれがAIを使った取り組みを発表しました。

広島井口高校2年 三宅彩乃さん
「私たちは現在、ゴキブリの生息地をAIをもとに予測しどこに対策をたてればいいか教えてくれるAIを作りたいと考えています」

広島井口高校2年生の三宅彩乃さんと滑裕貴さんは、“ゴキブリが出やすい場所を予測するAI”をテーマに発表しました。2人を含めた参加者たちは、広島県が、高校生にデジタル技術を活用する力を身に着けてもらおうと始まった「ひろしまAI部」に参加しています。

学校を訪ねると、イベントに向けて、オンラインでAIに詳しい企業にアドバイスを受けながら、制作方法を検討していました。

広島井口高校2年 三宅彩乃さん
「自分がプログラム初心者なので始めて聞く単語やソフトウェアがあってすごく頭がパンクする」
広島井口高校2年 滑裕貴さん
「(開発できたら)必然的にゴキブリと出くわす回数が減るかなと思うのでそういうものができたら」

湯崎英彦知事
「AIはまだまだ活用され始めて間もない。みなさんが最先端を行く可能性がた高い」

三宅さんたちは、事前に準備した資料を基に、取り組みの成果を発表します。

広島井口高校2年 滑裕貴さん
「論文などを読んでゴキブリが出やすい場所を特定します。それをもとに部員が家で写真を撮ってデータの仕分けを行います」

湯崎英彦知事
「ゴキブリの出そうなところをAIで解析するとか、ほんとにそういうのがあったらいいですよね。実現できるようにAI部で頑張ってほしい」

知事へのプレゼンを糧に、AIを使った取り組みを続けたいといいます。

広島井口高校2年 三宅彩乃さん
「AI部の活動を語ったことで、自分たちがいまどういう立ち位置にいるか、客観的にわかったのでこれからのAI部の活動に生かしていきたい。AIに使われるのではなく、自分たちがAIを使うということを心がけていきたい」

広島県は、来年以降もこのイベントを実施する予定で、知事と高校生が広島の将来を考える機会にしたいとしています。

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